ジョナサン・メジャース、ロニー・コールマンと共に筋トレ ─ レジェンドの筋トレメニューに驚愕
(MCU)役を務めたマーベル・スタジオから解雇され、現在はボディビルダー役を演じる主演映画『Magazine Dreams(原題)』プロモーション活動中のジョナサン・メジャースが、伝説的ボディービルダーのロニー・コールマンのYouTubeにゲスト出演を果たし、過酷な筋トレに挑んだ。
屈強な肉体を誇るメジャースは元々恵まれた体格の持ち主だったが、『クリード 過去の逆襲』(2023)では主人公のライバルとなるボクサー役で鋼鉄のような筋肉美を披露。最新作『Magazine Dreams』ではさらにバルクアップを果たし、狂気的なまでにストイックなボディビルダー役として岩石のような筋肉を纏っている。
メジャースがゲスト登場したのは、ボディビルディング界で知らぬものはいないレジェンド、ロニー・コールマンのYouTubeチャンネルだ。最も偉大なボディビルダーとして、アーノルド・シュワルツェネッガーと双璧を成す伝説的な男であり、トレーニング中に自らを奮い立たせるために叫ぶ「Yeah buddy!」「Light weight,baby!」などの名言(?)が有名。極めて過酷なトレーニングを重ね過ぎたあまり身体にダメージが蓄積し、手術を繰り返した果てに現在では車椅子生活を余儀なくされている。
そんな伝説の男、コールマンのジムにメジャースが訪問。ハードトレーニーであるメジャースは、トレーニング前にコールマンとプレワークアウトドリンクを乾杯してから、コールマンと共に胸と三頭筋の過酷なセッションに励んだ。
はじめにメジャースは、コールマンと交代でチェストプレスからトライ。「フリーウェイトよりもマシンを選ぶ利点は?」とメジャースが尋ねれば、コールマンは「バランスがとりやすい」と答えた。続いてチェストフライ、ダンベルチェストプレスへと進む。コールマンは、メジャースが筋肉を追い込む間も、あの独特の声色で「Yeah buddy!」「Light weight!」と励ましている。
メジャースが「1日何時間鍛えましたか?」と尋ねると、コールマンは「1時間」とあっけらかんと答える。「1日1時間だ」。意外なほどに短いトレーニング時間にメジャースは驚き、『Magazine Dreams』では各セッション2時間を3セッションこなしたと振り返る。「だから彼(演じたキャラクター)はアマチュアで、彼(コールマン)はプロなんだ」と感嘆すれば、コールマンは「フルタイムも仕事もしていたから」と振り返った。
続いて2人はロープトライセッププッシュダウン、シーテッドトライセップスマシンもこなし、この日のワークアウトは終了。トレーニング後は2人で筋肉談義を交わした。コールマンはメジャースにトレーニング頻度を尋ねられ、「週5日か6日。胸を2回、背中を2回、脚は1回。脚トレはキツいから」と回答。その後、13度も手術を繰り返したことを振り返り、「ネジを埋めても、俺の背中のほうが強くて術後にネジが折れた」との仰天エピソードも語った。最後は2人で、カメラに向かって「Yeah Buddy!」と締めている。
メジャースはマーベル・スタジオから解雇された瞬間の気持ちを「経験したことのないつらさが、どんどん悪化していった」とが、現在は「自分自身に十分な自信を持つことができる」と語れるまでにになった。約束されていたはずのキャリアが自身の不祥事によってどん底まで落ち込んだ後も前進を続けられるようになったのは、ハードなトレーニングによって心身ともに鍛えられていたことが役立ったかもしれない。
ジョナサン・メジャースの主演映画『Magazine Dreams(原題)』は2025年3月21日にUS公開予定。