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北海道のあす20日(木)の天気と、週間予報を、HBCウェザーセンターの児玉晃（こだま・あきら）気象予報士がお伝えします。
児玉気象予報士が描いた、独特なイラストとともに…。

【この記事の内容】
・ポイント解説
・あすの北海道の天気と気温
・あすからの北海道の週間天気予報
・あすの札幌の朝昼晩の天気

これからの雪・雨

札幌は19日は晴れの予想でしたが、昼頃から雪が降って、強まりました。予想よりも上空の寒気が強く、大気の状態が少し不安定になったため、ところどころで雪雲が発生しました。

今後は午後9時頃まで札幌など降ったりやんだりが続きますが、夜遅くには一旦やむでしょう。

ただ、あす20日朝になると別の雪雲が日本海側にかかりそうです。

20日午後6時までの24時間に降る雪の量です。大雪にはなりませんが、道北や道央を中心に雪が降り、旭川など道北の平地で5～10センチ、黄色の暑寒別岳や、大雪山系の山沿い、峠で20センチくらいでしょう。札幌は雪の量は少ない見込みです。

20日の北海道の天気と気温

20日の天気と気温です。
道北や道央で雪が降りますが、道東方面は晴れるでしょう。最低気温は19日朝より3度ほど高く、札幌は‐3度です。最高気温は19日より2度くらい高く、5度前後でしょう。

斜里町ウトロでは流氷と夕日がきれいですね。
日の入りは午後5時32分。網走から知床半島周辺で接岸しています。20日も流氷観光が楽しめそうです。

20日の時間ごとの天気。道央・道南からです。
小樽や倶知安で昼頃まで湿った雪の降る時間があるため、傘があると安心です。札幌や江差、浦河は雲に覆われますが、函館や苫小牧は晴れるでしょう。

道北・空知です。
雲が広がり、日中は旭川や深川、滝川方面を中心に湿った雪が降るでしょう。荒れることはないですが、防水加工の上着や靴が必要です。

道東・オホーツク海側です。
道東を中心に晴れて、風も弱く穏やかです。行楽日和ですが、朝と日中の気温差が大きくなるため、服装選びや路面状況の変化に注意して下さい。

20日からの北海道の週間天気予報

週間予報、日本海側とオホーツク海側からです。
金曜と土曜は日本海側でそれぞれ午前を中心に雨が降るでしょう。日曜は寒さが戻って雪が降りますが、来週は再び気温が上がります。

つづいて、太平洋側です。
道南方面で金曜と土曜のそれぞれ午前を中心に雨が降るでしょう。道東は晴れますが、雪どけによる事故に注意して下さい。週末以降は春コートが活躍する日が多くなるでしょう。

20日の札幌の朝昼晩の天気

20日の札幌です！朝昼晩の天気をもんすけでお伝えします！

もんすけは春スキーを楽しんでいますね。
くもりますが、お出かけにはまずまずです。
20日は夜でも気温は高めでしょう。

春分の日ですが、このころになると昼と夜の長さがほぼ一緒になりますね。札幌の日の出は午前5時38分、日の入りは午後5時47分です。

雪の情報は、HBCのホームページの「もんすけ雪かき予報」でもご紹介しています。

文・イラスト： HBCウェザーセンター 気象予報士　児玉晃
HBCテレビ「今日ドキッ！」の番組内でも独特（？）なイラストを使って天気をお伝えしています。
HBCウェザーセンターのインスタグラムも開設！予報士のゆる～い日常も見られますよ。

連載「気象予報士コラム・お天気を味方に」
天気予報のほか、天気に合わせた服装の選び方のヒントなど、HBCウェザーセンターの気象予報士が暮らしに役立つ記事をお届けしています。

※19日午後5時時点の情報です。最新の気象情報は、HBCウェザーセンターのホームページなどでご確認ください。HBCは気象庁の認可を2001年に得て以来、民間気象会社の一つとして「HBCの独自予報」を発信しています。

編集：Sitakke編集部IKU