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いつもすぐに売り切れる「世界堂」の福袋、今年は違う角度から攻めてきた → 開封したら新しい扉が開いた

ロケットニュース24

昭和15年、東京の新宿に誕生した『世界堂』はアートの聖地として知られている。老舗も老舗ということもあって、同店の福袋は大人気!

気がついたらオンラインショップはすでに完売で、残すは店頭販売の状況になっていた。そうなると年明け一発目の営業日の朝イチしか選択肢はない……! ってことで、寒さに震えながら行ったところ……

【写真】今年はタオルの文字がなんとピンクで可愛らしい!

・福袋の中身

よかった……!!

店頭で売られている福袋の種類は1つのみ。値段は13800円だった。

例年ずっしり入っているイメージがあるも、今年はちょっと軽いかな。そしてちょっとポップになっていた。

まぁいつもお得だから、入っているものがいいやつなのだろう。以下、その中身である。

・クサカベハルモニアPlus12色セット
・ウィンザーアンドニュートン プロフェッショナル・ウォーターカラー12色セット
・呉竹顔彩耽美パールカラーズ6色セット
・ファインテックプレミアムネオンカラーズ6色セット
・特製ホワイトワトソン天のりスケッチブックスクエア(21×21cm)

以上5点。いつも色鉛筆が入っているイメージがあるも今年はなし。代わりに透明水彩絵具メインの福袋になっていた。

過去の福袋に比べたらなんだか数が少なく感じてしまうが、13800円で25000円相当の品が入っているとのことだから実に11200円もお得だ。

数より質で勝負した福袋と言っていいのではないだろうか。

・巳年キャラ

さて、せっかく透明水彩絵具を手に入れたのだ。巳年から何かを描いてみたい。

そうだなぁ……ヘビ、ヘビ……化物語の千石撫子か……いや……

『鬼滅の刃』の蛇柱・伊黒小芭内……のヘビそのものでいこう。正直、絵具を触るのは学生のとき以来。それだけに緊張しまくりで描いたのだが……

なんとかヘビに見えるようには描けたような気がする。

それにしてもビビったのが絵具の質の高さ! ニュルッと出したその瞬間から、昔使っていたものとはまったく違うと分かるほどだった。

使い手が私じゃなければ、格が違う絵になることだろう。それくらいモノのポテンシャルを感じずにはいられなかった。

・オマケが嬉しい

そして絵を描いていると無心で時間が過ぎているのも、なんだか新鮮ですごくよかった。改めて絵の楽しさを教えてもらったような気分で、絵具で新しい扉が開いた。

そうそう、店頭で購入すると今年もタオルがもらえたぞ。こういうオマケが何気に嬉しかったりするし、特別な感じもする。

──以上が世界堂の福袋である。今年はさすがにもう厳しいだろうが、ぜひ来年の参考にしてほしい。

執筆:原田たかし
Photo:RocketNews24.

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