<すぐ失職歴>パートを1日で辞めた私に喝を。絶賛自己嫌悪中の人に、ママたちがかける言葉は?
お金のため、自己実現のため、社会との繋がりのためなど、仕事は多くの人々にとって、生活のなかで重要なポジションを占めるものではないでしょうか? そのぶん仕事にまつわる困りごとは人々の頭を悩ませるもの。ママスタコミュニティには「パートを1日で辞めた私に喝を」というタイトルで、自己嫌悪に満ちたトピックが登場しました。
『仕事が続かない、根性なしの自分が嫌です。家のローンがなかったりで、一応は働かなくても生活できるからなんだよね、きっと。でも旦那の給料がいいわけじゃないし、この先子どもにもお金がかかる。やばいと言いつつ仕事続かないとかクソ親すぎて、自分本当終わってると思う』
今回パートを辞めた理由や、これまでの職歴のようなものは語られていませんでしたが、投稿者さんが自分自身に深く失望している様子がうかがえます。ママたちはどんな言葉をかけるのか耳を傾けていきましょう。
ママたちが入れる「喝」
『だらしない』
『うん、本当に困っていたら何が何でも働かなきゃだからね』
『私は仕事が見つからないから、すぐに辞めてもったいないと思う。恵まれているんだろうなぁ』
「私に喝を」とのオーダーを寄せた投稿者さんに厳しめな意見が届きました。「ごもっとも」な意見や、羨望をふくんだ感想のコメントにはたしかに頷けるものがあるでしょう。
同じく。似たような経験を語るママたち
一方で投稿者さんと似た経験を持つママたちがおり、少し興味深いエピソードも語られました。
私も1日や数日でギブアップしました
『私なんて社員を1日で辞めたよ。我慢は体に悪いし』
『私も1日や数日で辞めたことがあって、今も数ヶ月だけど辞めたいんだ。こんなに続かないやついないよなって病んでたところ』
『私も数日で辞めたことがある。でも今はパート6年目。無理なところは無理だよ』
投稿者さんの気持ちが手に取るように分かってしまうママたちの存在で、落ち込んでいる投稿者さんの心が少し軽くなるといいなと思います。 なかには勤務開始から2時間で「トイレに行きます」と伝えて自宅に帰ったという猛者も……。さすがに退職する旨を伝えるという社会人としての最低限のマナーは守った方が良いと思われますが、退職をめぐってはさまざまなエピソードが存在するのだと実感しますね。
パワハラ的な職場、早々に見切りをつけて
スピード退職のそのわけを明かしてくれたママもいます。
『製造業で4日。お局様がキツくてやばすぎた。そりゃ常に人手不足なわけだわ』
『私は看護助手の仕事を3時間のみ。誰かのミスをなすりつけられ、「信じられない」「常識がない」とボロクソ言われたから休憩時間に帰った』
パワハラが横行しているような職場からは、心身の健康を損なう前に早々に撤退するのが吉ですね。
自分にマッチしない独特の雰囲気や慣習が原因で
他人にうまく説明はできなくとも、自身の直感が激しく警鐘を鳴らす職場を経験したママもいて……?
『ファミレスが長く続いたから、某カフェのチェーン店もいけると思ったら、陰キャの私には同僚のキラキラ感が無理だった。意識高い系の独特の雰囲気があった』
『牛丼屋勤めで始業時の発声がどうしても無理で、自尊心を保つために1日で辞めた』
投稿者さんの退職をポジティブに考えてみる
今回投稿者さんは職場に迷惑をかけたかもしれませんし、ご自身も絶賛自己嫌悪中ですが、経験豊富なママたちからはこの状況をポジティブに捉える意見が届いていますよ。
「逃げる力」は大切
『合わないと思って、すぐさま行動にうつせる決断力と逃亡力はちょっと羨ましいな』
『無理は人生をすり減らすから、1日で辞めて正解の職場もあるよ』
教える側の労力も考えたら……
『ひと通り教わってからの「辞めます」よりいいんじゃない? 昔は3日・3週間・3ヶ月辛抱とか言ってたけど、今は古いしね』
たしかに仕事を教える側の労力や時間は、決して軽視できないですものね。
そもそも働く意欲があるので◎
『働く気があるから問題ナシ。次行こう、次!』
『働こうと思っただけ偉い。そこまで行動したわけじゃん?』
家庭のためにお金を稼ぎたいという思いを持つ投稿者さん。そのモチベーションは、投稿者さんを次の仕事へと繋いでくれるのではないでしょうか。今現在は自信喪失のさなかだろうと思われますが、「働きたい」「お金を稼ぎたい」「子どものために」といった願望に目を向けてみると、もっと自分を大切にしても良いのかもしれないという心持ちになれそうです。
これからを考えたママたちが贈るアドバイスは?
小さい目標を達成しながら、自信を取り戻す
『たった数時間の仕事もあるから、とりあえずスキマバイトで働いてみようか? 派遣だったり在宅だったりもある。いろんな働き方があるよ』
『私も専業主婦からパートに出て1ヶ月しかもたずにヘコんだ。次はとりあえず1ヶ月間のバイトに挑戦してみたよ。腐らずいろいろな仕事にトライすれば、きっと合う仕事に出会えるよ!』
スピード退職してしまったことに悩む投稿者さんに向けて、少なくない数のママたちが提案したのは、その日限りの案件が多いスキマバイトや、短期バイトにトライしてみることでした。おそらく長期雇用だったであろうパートを1日で辞めてしまったと自信をなくしている投稿者さんなので、その前提を取り除くことで、気軽に仕事に取り組めるだろうとの考えがママたちにはあるようです。そこでうまく働ければ投稿者さんの自信は少しずつ回復するでしょうし、「合わない」と感じた場合でも傷はだいぶ浅く済みそうですね。
自分の性格や希望を精査する
『何が原因で辞めたのかな? 譲れない条件を書き出してみて、妥協点を見つけるのはどう?』
自身を取り戻す作業をしながら、自身の社会人経験を振り返り、辞めた原因は何なのか? 仕事において重視したいこと(仕事内容、雇用形態、職場の雰囲気、やりがいなど)は何なのか? など、自身の気質や希望を冷静に分析してみることも、きっと意味のあることですね。
ひと昔前は「忍耐は美徳」という価値観が主流で、同じ職場で長く勤めることが称賛されるような世の中でしたが、現代は「多様性」「ワークライフバランス」などの言葉が聞かれるように。自分が考えて選んだものが自分の正解という時代と言えるはず。そのときの状況や自分の思いに沿った働き方を、投稿者さんが見出せることを陰ながら応援しています。