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やばい…?何が「ヤバイ」の…!?四街道市の「ヤバイ駄菓子屋」

チイコミ!

やばい…?何が「ヤバイ」の…!?四街道市の「ヤバイ駄菓子屋」

四街道の住宅街で開いている「ヤバイ駄菓子屋」。一体どんな場所なのか、体験してきました。

ヤバイ駄菓子屋へようこそ!

四街道市役所から程近い住宅街。

毎週木曜日と金曜日に「ヤバイ駄菓子屋」は開店します。

「こんにちは」と元気な声が玄関から聞こえ、続々と子どもたちが来店。

「今日は何にしようかな?」
「新しいお菓子だ!」
と楽しげにお菓子を選びます。

昔ながらの駄菓子屋の光景と変わらない様子。

では何がヤバイのか?皆がこぞって注文する「冷えたぐるぐるゼリー」がおいし過ぎるのか?

いえいえ、ここはヤバイくらい皆に優しいのです。

当たり付きのお菓子も大人気 子どものお財布にやさしい価格設定です

まずはお菓子の値段。

1個10円、20円で買える物が多く、スーパーなどで大袋に入っている物とは違い、100円玉一つで数種類のお菓子が買えます。

そして凍らせたポリドリンクの配布やお菓子のくじ引きイベントも不定期で無料開催!

さらに、レジ係などの手伝いをすることで、報酬として特別なお菓子をもらうことができます。

これを子どもたちは「バイト」と呼んでいます。

駄菓子屋さんでの小さな社会体験

時間交代制でチラシ配りや接客、店内外のごみ拾いなど、お店の仕事を体験できます。

お手伝いをすると、お金を持っていなくてもお菓子を食べることができます。

みんな大好きお菓子というキーワード

店の前の通りで子どもたちがチラシ配りをすると、学校帰りの高校生が立ち寄ってくれることも。

未就学児から高校生まで、縦の交流も生まれています。

昭和レトロ感がすてきなチラシ

主宰している「りんごの樹」代表の後藤さんは、「子どもたちは皆、お菓子が大好き。子どもたちが立ち寄れる場所として来やすくなるように駄菓子屋というスタイルにしています。また年齢や障害の有無に関係なく集まれる場所になれればいいなと思います」と話します。

「どんなところが『ヤバイ』のかはお客さんの感じ方次第」と言う後藤さん。

子どもたち手書きのポスターには「ヤ・安い、バ・バイトができる、イ・行きたくなる!」など、この駄菓子屋の魅力がたっぷりとアピールされています。

地域でできる子育てをしようとさまざまな試みを行う「りんごの樹」のスタッフと、地域の大人たちからの寄付で運営している「ヤバイ駄菓子屋」。

子どもたちの居場所として、地域で子どもを見守る場として、今週もみんなが来るのを待っています。

日替わりcafeりんごの樹
住所/千葉県四街道市鹿渡933の136
※問い合わせ
電話番号/090-4520-5804 りんごの樹 後藤
Instagram/https://www.instagram.com/ringonoki.yotsukaido/

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