<ジュビロ磐田キャンプ>名門筑波大から加入のMF角昂志郎、2/1(土)の静岡ダービーで先輩の山原怜音とマッチアップか!?
J2磐田の新加入MF角「抜く自信ある」
ジュビロ磐田の大卒ルーキー角昂志郎選手が鹿児島キャンプで精力的にアピールを続けています。最終日(2月1日)、清水エスパルスとの静岡ダービーは筑波大の先輩でもある山原怜音選手とマッチアップする可能性もあり、「抜く自信はあります。勝って個人としてもチームとしてもいい形で開幕を迎えたいです」と話しました。
一問一答
ー現在の手応えを。
試合もまだいろいろな選手と組んでいる段階なので、そこまでの手応えは感じていないです。
監督に今の自分がどう評価されているか不安はありますが、始動からキャンプを通じて何かを怠ったことはないですし、トレーニングも100パーセントのパワーを出しているので、そこを評価してもらえれば自然と試合に絡めるようになるんじゃないかと思います。
ー筑波大の同期が多くのJクラブに入った。
それぞれのチーム状況や立ち位置を聞いています。まだ卒業もしてないですし、そこまで離れた実感がないというか、多分ピッチの上で戦う時に(筑波大での大学サッカーが)終わったんだなと実感するんだと思います。
大学4年間がすごく濃かったので、今後のサッカー人生もそうですし、サッカーを辞めた後も大切になる存在だと思っています。
ー自身の役割は?
ビルドアップに積極的に関わるよりは、前に張って相手のサイドバックをピン留めするという仕事があります。今まで筑波大では結構ビルドアップに関わっていたので違いはありますが、その分、前進した時にパワーを使えるというのはすごくポジティブなので、前向きに捉えられています。
ーボールに関わりたくならない?
自分が関わればチャンスは作れるという自信はありますし、試合の流れを見ながらビルドアップに参加すべきなのか、チームのために相手の嫌がることをすべきなのか判断していきたいと思います。
ー右ウイングに入ることが多くなっている。左のほうが自分の形があるとのことだが。
右も左も真ん中もできるので、そういう意味では監督が使いたくなる選手になれると思っています。器用貧乏になりすぎないようにしつつ、どのポジションでも自分の良さを出していきたいと思います。
右では素早い攻撃、裏に抜けた後はすぐにクロスを上げることを監督も求めていますし、右足の精度には自信があるのでスピーディーな攻撃を増やせるのではないかと思います。
チームでは今、藤原健介選手が1ゴール1アシストという結果を残していて感じるものがあります。自分としてもアピールしていきたいです。
ーキャンプ最終日には清水エスパルスとのダービーも予定されている。
清水はすごくいいチームですし、筑波大の先輩の山原怜音さんもいます。もちろん勝って開幕を迎えたいです。山原さんは何でもできますし、両足ともキックの精度が高いです。何度も同じサイドを組んだことがあるので一緒にプレーしていてやりやすい選手です。
ー右サイドで出ればマッチアップする可能性もある。
負けないように。抜ける自信もあるので個人としてもチームとしてもいい形で終わりたいです。