快適3列シートの高速バスで朝までぐっすり! カーテン・コンセントもある「VIPライナーPremium プレミアム」乗車記
遅い夏休みを取得し、大阪方面に旅行してきました。往路の移動手段は、関東と関西間を運行する「VIPライナーPremium プレミアム」! この夜行バス、プレミアムというだけあって、快適に移動できるのです。この記事で、VIPライナーPremium プレミアムの設備や、バス旅の様子をお伝えしていきますね。
VIPライナーPremium プレミアムの設備紹介
では、車内設備から紹介していきますね。シート配置は横3列、奥に向かって10列です。車両中央にトイレがあり、合計で28席の作りになっています。
シートはレッグレストやフットレストが付き(フットレストは前方にシートがない座席にはありません)、シートを深くリクライニングできます。ブランケットもあって、移動中の寒さ対策もばっちり。とても眠りやすいシートであると感じました。
特筆すべきは、130度も倒せるシートの深いリクライニング角度!
着席すると、目の前にメッシュタイプの小物入れと荷物をかけるフックがあります。足元にはドリンクホルダーがありますよ。
アームレストの下には、充電用のコンセントがあります。
窓際席には、真ん中の通路席を仕切るカーテンがあります。このカーテンがあるかないかで、快適度がかなり違う! と、個人的に思っています。
バス中央、奥に向かって左手にトイレがあります。長い道中、サービスエリアなどで休憩はあるものの、いつでもトイレに行けると思うと安心感が違いますよね。
そのほか特筆すべき点として、この車両にWi-Fiはありません。快適な睡眠環境に特化した車両だといえるでしょう。
VIPライナーPremium プレミアムの乗車記
バス乗車前に食事をとった後、私は東京VIPラウンジに向かいました。東京VIPラウンジとは高速バス・VIPライナーのバス待合所です。VIPライナーに乗車する方は、時間帯によって無料で利用できます。
東京VIPラウンジでは畳の間で足を伸ばしてくつろいだり、フットマッサージ機を利用したりして、バス出発までの時間をゆっくりと過ごせましたよ。
バスに乗車し、しばらくするとすぐ消灯時間に。このとき、乗務員さんから「消灯と同時に、シートをフルにリクライニングしてください」とアナウンスがあります。この一言で、後ろの席の方に気兼ねなく、シートを倒せるのはありがたい限りですね。
最初の休憩地、神奈川県海老名市のサービスエリア・EXPASA海老名で車外に出てみると、乗務員さんが車のナンバーを記したカードを渡してくれます。これならバスに乗りそびれる恐れもなく、安心ですね。
EXPASA海老名を出た後、浜松・草津で休憩を取った後に、バスは京都・大阪に向かいます。途中の休憩時に案内放送はなく、頭上のブルーライトが点灯したら休憩の合図であるのも、良いポイント。これなら眠りを妨げられることもありません。
定刻の7:35過ぎに、私の目的地である大阪・なんばに到着しました。
以上、VIPライナーPremiumを紹介しました。深くリクライニングできる3列シートでしっかり眠れると、翌朝から元気に行動できるのは、いうまでもありません。関東から関西方面に移動する予定がある方に、強くおすすめしたい夜行バスでした。
東京駅のグルメ情報もチェック
出発地の東京駅に早めに到着した私が向かったのは、東京駅地下のラーメンストリート! 私が伺ったのは「津軽煮干 ひらこ屋」で、青森が本拠地のラーメン店が東京で開いた常設店です。
ちょうど金曜の夜であったため、30分ほど待って入店。私がオーダーした「こいくち煮干」には、煮干し粉が入っており、なんとも濃厚な色味のスープが特徴です。
一口すすってみると、煮干し特有の苦みやえぐみは少ないかわりに酸味が…? おそらく、ラーメンだれの方に酸味が加えてあるのでしょう。煮干しラーメン好きは驚くこと請け合いです。夜行バスに乗車する前でも、あっさりといただけるラーメンだと感じましたよ。