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田名地区 子どもたちがベンチ設置 地域の人の憩いの場に

タウンニュース

制作したベンチと子どもたち

田名地区の小学3年生から高校2年生までの児童・生徒9人が3月27日、廃材で制作した3つのベンチを地区内に設置した。住民同士がコミュニケーションをとったり、散歩中などに休憩したりできるようにとの思いで取り組んだ。

木材の組み立てからデザイン、色塗りまで子どもたちが行った。絵に隠されたカエルの数を問うクイズに挑戦できるようにするなど、様々な工夫を凝らした。

桜やひまわりなどが描かれた青いベンチのデザインを担当した篠崎世理さん(中学1年)は「地域に置くんだったら自然豊かなほうがいいと思った。親戚が散歩してるのを見て休める場所があればいいと思っていた。少しでも地域の役に立てれば」と話した。

田名地区社会福祉協議会の田所恒男会長は「ベンチ1つは小さいけれどコミュニティ。これからも田名に増やしていければいい」とベンチ設置の取組への思いを語った。

設置箇所は「和(わ)い輪(わ)い田名」、「田名ふれあい交流農園」、地域住民から散歩コースとして親しまれている「横浜水道道緑道」の田名4646付近。

*学年は当時のものです

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