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マーベル・ドラマ最新作「デアデビル：ボーン・アゲイン」では、かつてで展開された「デアデビル」全3シーズンの主要キャラクターが揃って復活する。注目される1人は、ブルズアイことベンジャミン・“デックス”・ポインデクスターだ。

ポインデクスターは手にしたもの全てを凶器に変える才能を持ち、あらゆるものを投擲しては標的に正確にヒットさせる。また、射撃の達人でもある。サイコパスでもあるポインデクスターは「デアデビル」シーズン3で初登場すると、キングピンの術中に陥り、偽デアデビルとして暗躍した。

David Lee/Netflix

ブルズアイといえば、2003年のベン・アフレック版映画『デアデビル』ではコリン・ファリルが怪演。額に的のマークを刻み、黒のロングコートを靡かせるヴィランだった。

「デアデビル：ボーン・アゲイン」でポインデクスター役を再演するウィルソン・ベセルは、ファレル版を一つのベンチマークとしているようだ。「確かにそれが僕の目標です。そうしましょう。僕の目標はコリン・ファレルを超えることです」と、米に話している。

原作コミックでブルズアイはマスクをかぶるのだが、これが「ボーン・アゲイン」で再現されるかもしれない。ブルズアイは「タガが外れた人物」だ言い表すベセルは、マスク姿だとその表現が「少し難しくなる」と話す。

もっとも、ベセルの狂気的な演技は前シリーズですでに実現済みで、マスク姿の不気味さも偽デアデビル時によく醸し出していた。コリン・ファレルのやや荒唐無稽なヴィラン像とは異なる、何をしでかすかわからない狂人的な雰囲気は、ベセルの演技ならではと言えるだろう。

「デアデビル：ボーン・アゲイン」は2025年3月5日より独占配信だ。コリン・ファレル版のブルズアイについては、以下の記事で振り返る。