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『ジョン・ウィック』ケインのスピンオフ映画、ドニー・イェン主演&監督で正式始動

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キアヌ・リーブス主演『ジョン・ウィック』シリーズより、“宇宙最強”ドニー・イェン演じるケインのスピンオフ映画(タイトル未定)を、イェン自ら監督することが正式に決定した。製作・配給のライオンズゲートが、ラスベガスで開催中の米CinemaConにて発表した。

第4作『ジョン・ウィック:コンセクエンス』(2023)で初登場したケインは、杖を使った棒術を得意とする盲目の暗殺者。キアヌ演じるジョン・ウィック、真田広之が演じたシマヅとは旧友の設定ながら激しい死闘を繰り広げた。スピンオフ映画の製作が発表された2024年5月から1年、ついに企画が本格的に始動する。

作品のプロットは不明だが、米によると、『ジョン・ウィック:コンセクエンス』を経て「犯罪組織ハイ・テーブルから解放されたケインが、新たな試練に直面する」とのこと。脚本は「アンブレラ・アカデミー」のロバート・アスキンスが執筆していたが、新たに『THE BATMAN-ザ・バットマン-』(2022)のマットソン・トムリンが加わっている。

イェンは主演・監督のほか、エグゼクティブ・プロデューサーも兼任。製作発表にあたり、「アクション映画の基準を引き上げた『ジョン・ウィック』シリーズをさらに進化させられる機会を与えていただけたことに感謝しています。本作を実現できることに感激するとともに、大きな刺激を受けています」とのコメントを発表した。

また、プロデューサーには『ジョン・ウィック』シリーズ監督のチャド・スタエルスキと、過去作を手がけてきたバジル・イワニク&エリカ・リーが就任した。スタエルスキは、『ジョン・ウィック』ユニバースで最も好きなキャラクターのひとりがケインだと明かし、「私たちが構想する現代の古典的カンフー映画を監督する人物として、ドニー・イェン以上の適任者はいません。文化や世界観、アクションへの理解において完璧な人選です」と語った。

キャリアの初期からアクション監督としても活動してきたイェンは、監督として『ツインズ・エフェクト』(2003)や『ツインローズ』(2004)を手がけてきたほか、最新作の犯罪アクション『誤判(原題)』(2024)でも監督・主演を兼任。ライオンズゲートの映画部門を統括するアダム・フォーゲルソンも「素晴らしいカリスマ的なスターであるだけでなく、世界中の観客を楽しませるアクションの作り方を熟知したスマートな映画監督。ケインの物語を彼が演出することに興奮しています」との声明を発表した。

報道によると、ライオンズゲートは2025年内にも撮影を開始する見込み。既報では香港で撮影予定と伝えられていたが、今回の報道では撮影地について言及されていない。

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