三浦 実相寺 お寺で学ぶ命の重み 小学生が寺子屋体験
三浦市初声町下宮田にある実相寺で7月31日から8月1日にかけて「実相寺寺子屋〜夏休み子供道場」が開かれ、横須賀市や三浦市、横浜市から小学生22人が参加した。
初声小学校の前身にあたる同寺。約130年前の寺子屋を再現し、児童を対象に体験教室を毎夏実施している。今夏で16回目。
1日目は、食事前後の「いただきます」「ごちそうさまです」というあいさつから食べ物の大事さや感謝の心を説く法話、鐘突き、茶道や太鼓、座禅・瞑想などを体験しながら社会性や協調性を学んだ。
2日目には、仏教の開祖・ブッダの生涯から、「命の大切さ」を学ぶ講話も行われた。植坂泰雄住職は「未来を担う子どもたちに思いやりや優しい心を学んでもらえたら」と狙いを話した。