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2024年7月29日オープン 馳走あい田

京都速報

2024年7月29日オープン 馳走あい田

先斗町や祇園の名店で研鑽を積んだ店主による京料理店が烏丸御池エリアにオープン。居心地の良い和の空間で、昼は6800円、夜は8800円、11800円のコースが堪能できます。

場所は竹屋町新町通を下がってすぐ、西側です。

店内はカウンター席、

テーブル席とあります。

それでは夜の8800円(税込)コースをご紹介します。

先付け

鱧の焼き霜、北海道ウニ、おくら、トマトなどの上に、鰹と昆布のお出汁と酢橘ジュレをかけて。
全体的にさっぱりとした味わいですが、肉厚な鱧や濃厚なウニなど食べ応えもあります。

椀物

とうもろこしの真薯は滑らかな食感で、とうもろこし本来の甘味や風味を感じます。しっかりと旨みが乗った焼き茄子、お出汁ともよく合います。

お造り

兵庫の甘エビ、長崎の剣先イカ、千葉のカマスの3種類。藻塩、醤油、酢橘でいただきます。
甘エビはその名の通り濃厚な旨みと甘味が強く、わさび醤油ともよく合います。

戻り鰹のたたきには自家製のポン酢が合わせてあります。鰹の嫌な癖もなく、ポン酢の酸味も抑えられていて食べやすい。

焼物

天然のスズキは脂が乗っていて、さっぱりとしたきゅり酢と相性抜群。べっこう生姜と共に。

八寸

(下中)鯖炙りずしは、程よい酸味と肉厚な鯖の味わいが絶品。
(下右)ゴーヤと近江蒟蒻の白和えはそれぞれの食感の違いも楽しい。くるみが良いアクセントになっています。

(下左)とろけるようなタコの柔らか煮にはマスタードを合わせてあり、斬新ながら絶品です。
(上中)和牛ローストビーフは飾り包丁のおかげでさらに柔らかく、和牛本来の味わいをダイレクトに感じます。
(上右)栗マロンの南京豆腐は調味料を使わずにスイーツのような甘みを感じます。
(上左)とうもろこしのすり流しも砂糖など使用せず素材本来の味を堪能できます。

蒸し物

賀茂茄子の茶巾蒸し。生姜のあんと黒七味がいいアクセントになっています。

釜めし

季節に応じて5種類から選べる釜飯。今回は穴子と牛蒡をセレクト。炊き立てご飯の上に温泉玉子を乗せて仕上げます。
とろみを感じつつ、穴子と牛蒡の風味を感じられて絶品です。

水物

さっぱりとした赤紫蘇のシャーベットと、しっかりとした甘みの桃のコンポート。

1万円以下で本格的な京料理が堪能できる貴重な一軒。烏丸御池や丸太町駅からも近く好アクセスで利用しやすいのも嬉しい。

 

店舗情報

電話/075-600-9840

営業時間/ 12:00〜14:00(最終入店) 18:00〜20:00(最終入店)

定休日/水曜

所在地/京都市中京区新町竹屋町下る弁財天町294

公式インスタ

※取材時の情報のため、最新情報は念のため店舗公式の情報をご覧ください。

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