PRODRONEら、ドローンによる本土離島間の多頻度配送の実証実験を実施。期間は1ヶ月間
PRODRONEや名古屋鉄道らは、愛知県から受託した「あいちモビリティイノベーションプロジェクト『空と道がつながる愛知モデル 2030』 物流ドローン社会実装モデル推進事業業務」の一環で、物流ドローンを活用した約 1 カ月間の本土離島間物流の実証実験を実施する
実施体制
委託元愛知県(あいちモビリティイノベーションプロジェクト「空と道がつながる愛知モデル 2030」物流ドローン社会実装モデル推進事業業務)実施事業者名古屋鉄道株式会社協力事業者等株式会社プロドローン(機体提供および運航等)
中北薬品株式会社(医薬品配送の物資、運用協力)
西三河農業協同組合(日用品配送の物資、運用協力)
西尾市(実証実験協力)
実施日時
10月7日(月)~ 11月5日(火)(土日祝日を除く約1カ月間) ※荒天の場合等で実施を取りやめる日程が生じる可能性があり
実施内容
実証テーマ
海上航路におけるドローンの多目的利用の検証
実験内容
本土と離島を結ぶ海上航路において、ドローンを用いた定期配送およびオンデマンド配送による往復輸送の実証実験を実施する。本実験を通して、ドローンを活用した物流効率化の可能性を探るとしている。
ドローンのレベル3.5飛行によって約1カ月間にわたり、本土から離島へは欠品などの影響が大きい医薬品や日用品等を配送し、反対に離島から本土へは特産品などを配送する。
実験に際しては、着陸地点に設置するカメラやセンサーで遠隔から周辺状況を把握することで、省人化できるかを検証する。さらに、タブレットによるシンプルな機体操縦とすることで、操縦機体に関する専門的な知識や技術を有しないパイロットでも運航できるかを検証する。
【課題検証概要】・カメラやセンサーによる周辺映像や環境情報を用いた離着陸オペレーション技術の活用による運用効率化・定期配送やオンデマンド配送、往復輸送等の配送方法の組み合わせによる利便性・採算性の向上・操縦機体の専門パイロットを配置せず運用することによる運用コスト低減
実証スキーム
飛行経路
飛行ルート
本土側離発着場所(予定)
佐久島側離発着場所(予定)
使用予定のドローン
製品名PD6B-Type3(プロドローン製)機体サイズ2169mm×2387mm重量約20kg(バッテリー搭載時)最大積載量約20kg(推奨)最大飛行時間最大約28分最大風圧抵抗12m/s※第一種型式認証申請機体のベースモデル
PRODRONE