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日本で意外と話題に乗らない‥Disney+で配信される好評「局枠」韓国ドラマ 5選

Danmee

SBS『わずか1000ウォンの弁護士』の主演ナムグン・ミン ©Danmee

動画配信サービスといえば、絶大なる支持を得ているのがNetflix(ネットフリックス)。配信作品である『愛の不時着』(tvN/2019)と『梨泰院クラス』(JTBC/2020)のヒットによって、日本でも多くの人に親しまれはじめ、以降VOD界のワントップとして君臨している。

そんななか、その牙城を脅かす勢いをみせているのがDisney+(ディズニープラス)。STARというコンテンツハブを設け、Disney作品のみならず海外ドラマやアニメなども視聴できるようにするなど戦略的な取り組みが目立つ。独自に制作したオリジナル作品も魅力だ。

しかしオリジナル作品でない場合、ある国ではDisney+で配信されているドラマが、別の国では傘下のHuluのラインナップに加わっていることが。作品の配信元が一元化されないケースが多く、いまいち話題に乗りにくいようにもとれる一面が。

このため、ユーザーの間では好評を得ているものの、全体でみるとそこまで知られていない作品がちらほら。特に韓国の各放送局が制作を手掛けたドラマの中には、Netflix作品に劣らないほど支持されているものがある。

そこで本記事では、Disney+の“局枠”ドラマで、映画やドラマなどのレビューサービスFilmarks(フィルマークス)とGoogleで高評価または絶賛された作品を5つピックアップして紹介する。

(図)Danmee読者12,273人が選んだ「新韓流四天王」4人

浪漫ドクター キム・サブ (SBS/2016)

『浪漫ドクター キム・サブ』は、韓国医療ドラマの決定版ともいえる、言わずと知れた名作。ベテラン俳優ハン・ソッキュの名演技が光る。

なかでも病院内で起こる事件や困難を、ハン・ソッキュ扮する主人公キム・サブがどう解決していくのかが面白いポイント。手に汗握るスリリングな展開が魅力の1つだ。

また、彼の下で成長していく若手医師たちの姿や、恋愛模様も物語に興を添えており、ベテランとそうでない者の対比も、物語に深みをプラスしている。

●Filmarks評価/レビュー数:★4.1/651件
●Googleユーザー評価:89%

わずか1000ウォンの弁護士 (SBS/2022)

『わずか1000ウォンの弁護士』は、報酬金を1000ウォン(約100円)しか受け取らない弁護士が、奇想天外な方法で問題を解決するヒューマン法廷コメディー。主演ナムグン・ミンの安定感抜群の演技に尽きる1作だ。

どこを切り取ってもあっぱれとしか言いようのない仕上がりになっており、一見役に立たなさそうなふざけたキャラクターなのだが、弱者を強者から救い、観る者に爽快感を与える。

また別のシーンではコミック演技まで織り交ぜてクスっと笑わせたかと思えば、どこか影を感じさせながら、最後でしっかりとヒューマン要素を盛り込んでくる満足度の高い作品だ。

●Filmarks評価/レビュー数:★4.0/352件
●Googleユーザー評価:90%

ゴールデンスプーン (MBC/2022)

『ゴールデンスプーン』は、金のスプーンをきっかけに、裕福な家の御曹司と貧乏な家の息子が入れ替わるファンタジードラマ。誰かと自分の人生を入れ替えたらどうなるだろうという、子どもの頃に一度くらいは想像しそうなテーマを題材にした点が、観る者の関心を引く。

夢にまでみた現実を手に入れた主人公は、果たして幸せを手に入れたのか、入れ替わった御曹司側は何を感じるのか。余白を残した結末は、視聴者に解釈をゆだねており、答えが1つではないのが魅力。

また、それと並行して進んでいくサスペンス要素も視聴ポイントの1つで、先が読めそうで読めない展開が、何とも言えないワクワク感をプレゼントする。

●Filmarks評価/レビュー数:★4.0/525件
●Googleユーザー評価:90%

悪鬼 (SBS/2023)

『悪鬼』は、『シグナル』(tvN/2016)や、『キングダム』シリーズで知られる人気脚本家キム・ウンヒ作家が手掛けたオカルトミステリー。韓国の民俗学を彷彿とさせるような小道具が登場するなど、独特の不気味さが日本のそれとは一味異なる魅力を放つ新鮮な作品だ。

また、主演キム・テリの悪鬼に取り憑かれた熱演によって、さらにドラマの世界観が完成され、視聴者の恐怖心をこれでもかというほど刺激する。

しかもメッセージ性まで併せ持っており、ただ怖い作品で終わらせていないのが、さすがとしか言いようがない。

●Filmarks評価/レビュー数:★4.0/392件
●Googleユーザー評価:94%

ジョンニョン:スター誕生 (tvN/2024)

『ジョンニョン:スター誕生』は、国楽女優を目指して上京した少女のサクセスストーリー。“魅せられる”とはこういうことかと実感するほど、キム・テリの圧巻の演技力に脱帽する作品だ。

彼女扮する主人公が、夢を叶えるべく数々の困難に立ち向かっていく姿はもちろんだが、本作で主演を務めるために周到に準備したであろう彼女の努力も随所に垣間見られ、役としても女優としても観る者に希望と勇気をプレゼントする。

ライバルと切磋琢磨していく姿など、その他見どころは数多くあるが、情熱を絶やさないことの大切さを気づかせてくれる熱い作品だ。

●Filmarks評価/レビュー数:★4.3/259件
●Googleユーザー評価:90%

(ライター/西谷瀬里)

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