八王子警察署 57大会ぶりの栄冠 警視庁拳銃大会 団体戦で
11月12日から14日にかけて、「警視庁創立150年記念第74回警視庁拳銃射撃競技大会」が開催され、八王子警察署(四郎園文明署長)から団体戦にエントリーした4人が優勝した。同署にとって57大会ぶり2回目の栄冠となる。出場した署員の1人である後藤彰巡査部長は「訓練は厳しかったが、優勝という成果を残せてうれしい」とコメントを寄せた。
同大会は、警察職員の射撃技能の向上を図り、現場執行力を高めることを目的に行われているもの。歴史は古く、1950(昭和25)年に第1回を開催。同署は1965(昭和40)年に行われた第16回大会で優勝した経験がある。
今年は記念大会
今大会は、明治7(1874)年に警視庁の前身である東京警視庁が設置されてから150年という節目の大会。防犯上の観点などから開催会場や詳しい競技種目の詳細は公にしていないが、個人戦・団体戦に分かれて拳銃の扱いや狙撃の精度などを競い合った。
「来年も優勝を」
八王子署から出場したのは、古川伸二警部補、印出井勇臣巡査部長、後藤巡査部長、赤羽根亘巡査部長。4人は大会に向けて射撃練習を重ね、技能力とともにチームワークも向上させていった。後藤巡査部長は大会を振り返り、「訓練は厳しいものだったが、優勝という成果を残せてうれしい。来年も優勝目指して頑張りたい」と、早くも次回への意気込みを見せた。
四郎園署長は「今後も拳銃訓練をはじめとした様々な術科訓練に励み、署員一丸となって地域の皆様の安心・安全を確保してまいります」と話している。