芭蕉×ARTの展覧会 伊賀市で16日まで
現代のアーティストが「芭蕉の想い」をアートで表現した「芭蕉×ART 特別展覧会」が、3月16日まで、三重県伊賀市上野丸之内の史跡旧崇広堂で開かれている。芭蕉翁生誕380年記念事業実行委員会の主催。
同実行委では昨年、俳句とアートのコラボ企画「芭蕉×ART」の一環として「芭蕉の俳句や理念をテーマにした創造性あふれる工芸美術作品」を公募。全国から78作品の応募があり、最優秀賞には三重県在住の廣瀨典子さんの木象嵌作品が選ばれた。
今回の特別展覧会では、廣瀨さんの作品を始め、入賞・入選した陶芸、漆芸、染織、ガラスなど19作品と伊賀市の陶芸家、小島憲二さんと書家、伊藤潤一さんの作品が和の空間に展示されている。
また、同時開催として「伊賀」にゆかりのあるアーティスト6人による「伊賀特別展」が入交家住宅(同上野相生町)でも開催される。同実行委では「芭蕉さんとアートのコラボレーションをぜひご覧ください」と来館を呼び掛けている。
時間はいずれも午前9時30分から午後4時30分までで、入場無料。火曜休館。
問い合わせは同実行委事務局の市文化振興課(0595・22・9621)まで。