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<捨てる?>15年分の想い出が詰まった日記。自分の没後を考えて、家族のために手放すべき?

ママスタセレクト

長年書き綴ってきた日記。それはその時々の感情や出来事が詰まった、自分だけの宝物ですよね。何年も書き続けてきたとなると、もはや人生の一部と言っても過言ではありません。しかしもし自分が予期せずこの世を去ってしまったら……残された家族がその日記を読んだとき、どう思うのでしょうか? 今回はそんな不安から日記の処分を迷っているという相談が寄せられました。

『15年以上書いている日記を捨てようか迷ってます』

結婚して15年の投稿者さん夫婦。投稿者さんは結婚してからずっと日記を書いています。最近やや体調がよくないこともあり、「自分もいつどうなるかわからない」という気持ちになったのだそう。日記の内容はその日あった出来事はもちろん、お子さんのことや旦那さんのこと、そして仕事のことなど、誰に見せるわけでもなく本音で書いています。わが子への愛おしい気持ちもあれば、旦那さんへのモヤモヤした感情を書きなぐることもあるそう。誰しもそうですが「毎日がポジティブ、ハッピー!」というわけにはなかなかいきませんよね。しかし「残された家族がこの日記を見て不快になるのは間違いない」と考えた投稿者さんは、今のうちに処分をするべきかと悩んでいるようです。

日記は処分してもいいんじゃない?

『私は持病があるから、学生時代のアルバムや手紙、写真とかも全部処分した。別に見られても平気だけど、家族に処分させるのは大変かなと思って』

『私も12~13年くらいつけてた。自分の趣味のものが多くなって置き場がなくなってきたから処分した。別に問題ない』

思い切って日記を処分したママたち。「自身がいなくなったあと、家族に物理的・心理的な負担をかけたくない」という 配慮が感じられますね。時間が経てばかつて大切だったものも、意外とあっさり手放せることもあるようです。「日記を捨てても別に問題ないよ」という言葉には、どこかすっきりとしたような気持ちが見え隠れしていますね。

親の死後、日記を処分するハメになったけど

一方で、亡くなった親の日記を読んだ経験のある方からは少し苦い思い出が語られました。

『うちにも亡くなった母の日記、あったわ。段ボール2箱に保管してたのを、兄から私に処分を押し付けられた。それこそパンドラの箱で「読まなきゃよかった」って思った』

『うちも母親の日記読んだら、若い頃不倫して堕胎してるの知って複雑な気分になったわ……。捨ててよいと思う』

親が隠していた一面を知ってしまったら……複雑な気持ちになってしまうでしょう。日記には必ずしもポジティブなことばかりが書かれているとは限りません。むしろ普段は口に出せないような本音や秘密が書かれている可能性も大。残された家族にとって、それが重荷になってしまうこともあるはずです。

捨てるのが忍びないなら、残しておいたら?

『自分が残したいならそれでいいと思う。お子さんへの愛おしい気持ちを書いてるなら置いておいてもよさそうだけどな。母親の愛情を感じられるしさ。旦那さんに対しての文章に関してはどう思われるかはわからないけど、そこまで気にならないんじゃないかな』

『私、結婚して30年。結婚してから日記つけてるけど、旦那の悪口、子どもの反抗期だったときの悪口、散々書いてるよ。でも捨てない。だって死んだ後のことなんて知ったこっちゃない』

「日記を捨てることに抵抗があるなら、無理に捨てなくていい」という声も。お子さんへの愛情が日記に綴られているなら、それはお子さんにとっても宝物になるかもしれません。投稿者さんの温かい気持ちは時を超えて、お子さんの心に深く響くでしょう。また「自分がいなくなったあとのことなんて知らない」という潔い言葉のおかげで、悩んでいた気持ちがなんだか軽くなりそうですね。

日記を取っておくなら、ひと手間加えてみてもいいかも

もしそのまま日記を残しておくのが恥ずかしいなら、ちょっとした手間を加えておくことでリスクは少なくなるかもしれません。

『処分に迷ったことも日記に書いておけば? 家族はきっと全部読まないと思うから、わかりやすいところにメモでも貼っておけばいいよ。「どうするか悩んだけど、もし死んだときにまだこの日記があったら捨ててくれ」って書いてさ』

『鍵付きの日記アプリにデータ移行して、日記自体は処分したらいいんじゃない? 写真に撮ってそれを貼り付ければいいだけだし』

「自分がいなくなったら、この日記は読まずに捨てて」と明確な指示があれば、残された家族も迷うことなく行動できるでしょう。また日記をデータにしてしまうという手もありますね。鍵付きのアプリであればプライバシーも守られるでしょう。

15年という長い期間を共に歩んできた日記は、もはや相棒のような存在かもしれません。手放すことへのためらいは当然のことでしょう。しかし家族のことを考えているからこそ、「捨てるべきかも」と悩んでいるのですよね。捨てるにしても残しておくにしても、きっと正解はありません。自分の心に従って決めるのがいいのでしょう。


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