防衛省、滞空型無人機に「MQ-9B シーガーディアン」の導入を決定
防衛省は、滞空型無人機に「MQ-9B シーガーディアン」の導入を決定した
MQ-9B シーガーディアンは、米ジェネラル・アトミクス・エアロノーティカル・システムズ(GA-ASI)が製造している中型無人機だ。すでに海上保安庁は3機の導入を決定している。
https://www.drone.jp/news/2024082810515296287.html
今回、防衛省の提案要求に応じたのは、双日株式会社のみだという。
選定理由としては、MQ-9B シーガーディアンは、海上自衛隊の滞空型無人機として必要な要求事項を満たしているからだとしている。
シーガーディアン機能
マルチモード360°海上面捜索レーダーLynxマルチモードレーダー高解像度EO/IR(エレクトロオプティカル/赤外線)自動識別システム(AIS)デュアルVHF/UHF認定ラジオソフトウェアとアビオニクスのためのDO-178およびDO-254設計保証検出および回避システム(TCAS/ADS-BおよびDue Regard Radarを含む)STANAG 4671に準拠した型式認証可能な設計氷結防止/対氷システムおよび雷防護を含む全天候対応疲労および損傷耐性のある機体;40,000時間の耐用年数自動離着陸機能BLOS/デュアルSATCOMコマンドおよびコントロールデータリンクオープンでモジュール化されたペイロードミッション管理システムオプションのミッションキット:対潜水艦戦(ASW)戦術および戦略SIGINT戦術データリンク(リンク-16)空中早期警戒(AEW)通信ゲートウェイ/リレー
※本国のデータシートによる
シーガーディアン仕様
翼幅24m (79 ft)全長11.7m (38 ft)エンジンHoneywell TPE331-10 ターボプロップ最大離陸重量5,670kg (12,500 lb)燃料容量2,721kg (6,000 lb)ペイロード容量内部: 363kg (800 lb)
外部: 2,155 kg (4,750 lb)
9つの外部ハードポイント
8つの翼マウント、1つのセンターライン電力45kVAバックアップ電力2kW高度12,200+m (40,000+ ft)航続時間30+時間飛行速度210KTAS航続距離5,000+海里 (構成に依存)
※本国のデータシートによる
防衛省