赤ちゃんが泣くのは脳が成長している証拠!? うまくいかなくても落ち込まないで大丈夫【90分周期で9割の子が本当に眠ってくれる!】
【誕生~生後2週間】
赤ちゃんはよく眠りますが眠りつづけるわけではありません
妊娠、出産という大仕事をおえてまもなく、体力を回復させながら、親という新たな役割になれるまで、大人も心身ともに大きなストレスを感じるのは当たり前のことです。
はじめてづくしの毎日なので大変なのも、うまくいかないのも当然のこと。
くれぐれも落ちこんだりしないようにしましょう。
たとえば、授乳は赤ちゃんの成長に欠かせないもので、親にとっても赤ちゃんにとっても大きなメリットがあり、授乳をしている時間は愛情に満ちた至福のひとときでもありますが、はじめのうちは苦痛だと感じることも少なくありません。
また、この時期の赤ちゃんは長い時間まとめて眠りつづけるわけではないため、1日に20時間眠る赤ちゃんのお世話だって、かんたんではありません。
通常、新生児が1回に眠りつづける時間は20分から4時間、またはそれ以上と、そのときによってまちまちです。
赤ちゃんの様子を観察するときは、はじめの数週間はひんぱんに授乳しなければならないことや、赤ちゃんが目覚めるのはおなかがすいたときだけではないことを頭の片隅においておきましょう。
赤ちゃんがこまめに目覚めて泣くのは、脳の成長とも関係があります。
ひとつの睡眠周期がおわって、もう一度眠りにつきたいにもかかわらず、脳が未発達のためにじょうずに対応できず、泣くことがよくあるのです。その場合は、寝かしつけてあげましょう。
これらをしっかり覚えておくと、眠りのサインを見つけやすくなったり、泣いている原因がわかったり、この先、赤ちゃんに長い時間眠りつづけることを教えるときに役立ちます。
【出典】『90分周期で9割の子が本当に眠ってくれる!』著:ポリー・ムーア, 監修:成田 奈緒子