JAあつぎ 農業を知ってほしい 厚木市と清川村に教材本
JAあつぎ(大貫盛雄代表理事組合長)は3月25日に厚木市役所と清川村役場を訪問し、新5年生に向けてJAバンクの小学校高学年向け補助教材本「農業とわたしたちのくらし」2243冊を寄贈した。
同教材本は2008年から、JAバンクが「食農教育応援事業」として、全国の小学校へ寄贈を続けているもの。教材本では、農業と地域の関わりをはじめ、生産や流通、農業技術の移り変わりなどが図や写真、二次元コードを使った動画資料で紹介されており、小学5年生の副教材の一つとして使用されている。
当日は、同JAの萩原佐敏常務理事らが厚木市教育委員会で佐後佳親教育長に、清川村役場で岩澤吉美村長へ教育本を手渡した。萩原常務理事は「教育本を通じて、食と農業の関わりに興味を持ってもらいたい。今後も子どもたちが農業に楽しく触れ合える機会を地域と連携して作りたい」と話した。
教材本は市と村にある24小学校の新5年生と教職員に配布される。また来年度からは電子版での配布も予定されているという。