金沢動物園のニホンライチョウが死ぬ 2024年6月から展示、死因は不明
金沢動物園=金沢区釜利谷東=は8月9日、飼育していたニホンライチョウが死亡したと発表した。
ニホンライチョウは本州中部の標高2000m以上の高山帯に生息するライチョウの一種で、国の特別天然記念物に指定されている絶滅危惧種の一つ。今回死亡したオスのニホンライチョウは、2024年2月にいしかわ動物園=石川県=から来園。金沢動物園では今年6月から展示されていた。
同園によると、8月3日午前10時頃に担当者が飼育室の清掃を行った際には異常は見られなかったが、午後2時頃に動物観察用カメラの映像を確認すると動きが見られず、担当者が飼育室で死亡を確認した。発見当日に解剖が行われたが、死因の特定には至っていないという。