『犬と関わる仕事』5選 未経験でもできる職業や必ず知っておくべき注意点まで解説
未経験でもできる仕事も?『犬と関わる仕事』5選
犬と関わる仕事はたくさんあります。どの仕事もやりがいがあり、資格が必要なものから特別な資格は必要なく未経験でもできる仕事まで幅広いです。ただし、命に触れる仕事であるため、もちろん注意点も事前に把握しておくべきでしょう。
今回は犬と関わる仕事の中でも知名度の高い仕事や未経験でできる仕事など、5つの職業を厳選してご紹介します。
1.獣医師・動物看護師
犬に関わる仕事と聞いて、犬を飼っている人ならば必ずお世話になる獣医師さんと動物看護師さんを思い浮かべる人は多いと思います。
獣医師は犬をはじめ、怪我や病気の動物を治療したり、健康診断や予防接種などを行う仕事です。国家資格の取得が必要なだけでなく、獣医系の大学で6年間学び、実習などの経験を積む必要があるので、なりたいと思って早々に就ける職業ではありません。
動物看護師も国家資格が必要となったため、国家資格を取得し登録する必要があります。主な業務は、動物病院での治療などの補助業務から事務仕事、さらに飼い主さんへの適切なアドバイスなど幅広い仕事内容が求められます。
どちらの職業もやりがいがありますが、国家資格取得や専門の学校を卒業しなければいけないなど、時間と費用がかかることを忘れてはいけません。
2.トリマー
トリマーは、犬のシャンプーや毛のカット、爪切りなどの身だしなみ全般を整える職業です。犬を飼っている人ならば、トリミングサロンに定期的にお世話になっていることでしょう。
トリマーは資格取得が必須ではありませんが、専門的なスキルが必要な職業です。しっかり知識を身につけ、実習を積み重ねておかなければ犬を怪我させてしまう恐れもあるので、やはり専門のスクールに通うのが一般的な流れです。
また、トリマーは体力的にも労働時間的にもきつい仕事と言われています。体力面、健康面、そして精神的にも強い人でなければ、挫折してしまう人も少なくありません。
3.ペットシッター
ペットシッターは、基本的に飼い主さんのご自宅で犬のお世話をするのが主な仕事内容です。飼い主が不在の間も食事管理や散歩、遊びなどを自宅で行うことで、ペットホテルに預けるよりもストレスを軽減する効果があります。
また、ペットシッターは基本のお世話だけでなく、飼い主の要望に応えることもあります。しつけが上手くいかない飼い主さんにアドバイスしたり、しつけを行うこともあるでしょう。
ペットシッターは、必要な資格はありません。もともと犬を飼っていたという人ならば、お世話の仕方なども熟知しているので、犬に関わる仕事の中では未経験でも始めやすいでしょう。
ただし、ペットシッターとして仕事するには、しっかり犬に関する知識を持つことが大事です。改めて犬に関して勉強する過程で資格を取得する人が多くいます。
4.ドッグトレーナー
犬のトレーニングを行うドッグトレーナーには、さまざまな種類があることをご存知でしょうか。
✔家庭犬訓練士
✔ハンドラー
✔警察犬訓練士
✔盲導犬訓練士
✔災害救助犬訓練士
他にもさまざまなトレーナーがいます。
家庭犬訓練士の場合は特別な資格は必要ありませんが、犬のしつけをお任せするという面で資格を持っていなければ買主からの依頼は来ないのが実情です。
他にも職業に携わる犬を訓練するトレーナーの場合は、資格が必要だったり訓練士になる前に別の職業に就かなければならないなど、段階を踏む必要があります。
どの種類のトレーナーも体力や気力、根気強さ、忍耐力などあらゆるスキルが必要となるため、強い覚悟と意志を持たなければ続けられないことを心に留めておきましょう。
5.アニマルセラピスト
近年、少しずつ活躍の場が広がっているのがアニマルセラピストです。老人ホームや病院などに訓練された犬を連れて行き、そこで生活を送る人々の心を癒すお手伝いをします。
必ず資格が必要な職業ではありませんが、自分の知識の証明などのためにもアニマルセラピストに関連する資格を取得することが重要です。
注意点として、アニマルセラピストは海外では主流となっているものの、日本ではまだ活躍の場は広がっているだけで発展途上の段階です。仕事を始めるために資格を取得しても、実際にアニマルセラピストとして活躍できるかは難しいかもしれません。
まとめ
いかがでしたか。犬に関わる仕事は犬と一緒にパートナーとして仕事をしたり、犬の命を預かり責任を持つ重要な職業ばかりです。どの仕事も簡単ではなく体力や気力、忍耐力などさまざまなスキルが求められます。
犬が好きなだけでは続けられないので、興味のある仕事の内容や良い部分、悪い部分など詳細に確認してから決断しましょう。