【キシャメシ】モチモチ太麺にダシが効いたスープ…新潟市内で給油するなら「関屋 福来亭」
「給油」という文字と、「ラーメン」の画像を見ただけで、新潟県民ならお分かりであろう。「燕三条系背脂ラーメン」である。
実はラーメンはあっさり派なキシャ。年のせいもあってか、こってりを食べると胃腸を壊してしまうことも多々。「背脂ラーメンはあっさりじゃないだろう」という方も多いと思うが、自分の中で同店は“あっさり”なのだ。
この日訪れたのは、新潟市西区にある「関屋 福来亭」。新潟県燕市にあった、燕三条系背脂ラーメンの発祥と言われている「福来亭」で修業を詰み、のれん分けとして新潟市中央区の関屋で開業。そして2017年にこの西区に移転し、現在に至る。
開業して65年以上の歴史がある同店。古くからのファンも多く、連日列をなす人気店だ。
訪れたのはお昼時を過ぎた13時30分頃だっただろうか。入口の待合室には誰もおらず、待たずに入店。(ラッキー!)
まずは券売機でチケットを購入する。麺類はシンプルにラーメン、チャーシューメン、メンマラーメン、チャーシューメンマラーメンの4つだけ。
「ラーメン(850円)」をオーダーし、席に着いた。
そして着丼!ノーマルで背脂の量があまり多くないところが、キシャにとってはちょうどいい。
麺はモチモチの自家製太ちぢれ麺。店主が毎日仕込み、一晩寝かせてから提供するという。ツルンと喉越しのよさもあり、スープがよく絡んでうまい!
スープはダシの旨味が感じられ、塩味は控えめ。三条市や燕市で色々なラーメン店に行ったことがあるが、同店のスープはあっさりしていると感じる。だから好きなのだ。
その代わりと言っては何だが、チャーシューはなかなかのパンチがある塩味。キシャにとってはボディブローのような衝撃があるが、このバランスが同店ならではなのだろう。
ごちそうさまでした!
(編集部:A)
【関屋 福来亭】
新潟県新潟市西区小新1546-2
025-233-5938
営業時間/10時~15時30分(L.O.15時)
定休日/火曜、第3月曜
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【キシャメシ】は、にいがた経済新聞編集部のメンバーが、日々の取材活動の合間にいただく昼ご飯を日替わりで、真正面から他意を入れず、何モノにもとらわれず、お仕着せのグルメリポートに背を向け綴った、キシャの日常モノローグ。さて明日の担当キシャはどこで何を食べるのか、お楽しみに。