愛川町 全国出場者などに奨励金 スポーツ・文化の意識高揚
スポーツや文化芸能関係の全国大会などに出場する愛川町民や団体に、出場経費の一部を助成する奨励金交付式が3月13日、町役場で行われた。
対象者は、新体操の「コスモスカップ全国大会」に出場した仲村海月さん(田代小6年)、今年の箱根駅伝で8区を走った神奈川大学3年生の西坂昴也さん、「全国スポーツ少年団剣道交流大会」(3月28日〜)に県代表として出場する岩佐果林さん(愛川東中3年)。文化芸能分野では、相模原中等教育学校のクラシックギター部として「全国ギター合奏コンクール」に出場した茅のどかさん、ハワイで行われるフラダンス大会「フラ・オニエ」の日本予選大会に出場した平川暖乃さん(愛川東中1年)が交付を受けた。
仲村さんは「大会では緊張したけど踊ってみると楽しかった」と話し、西坂さんは「来年は箱根を走る最後のチャンス。シード権が取れるよう頑張りたい」と意気込んだ。中学1年生でクラシックギターを始めた茅さんは、「部活が40期の節目を迎えるので、伝統を守りつつも新しいことに挑戦してギターを楽しみたい」と抱負を語り、平川さんは「今度は違うジャンルの曲でリベンジしたい」と力を込めた。
全国大会を控えた岩佐さんは「せっかくつかんだチャンスなので、後悔のないように思い切って試合をしたい」と活躍を誓った。
5人に奨励金を手渡した佐藤照明教育長は、「皆さんの今後の活躍に期待したい」とエールを送った。