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【四日市市の予算⑧健康・福祉・医療】難聴高齢者の補聴器購入に補助、衛生検査施設を新築

YOUよっかいち

健康な生活はあらゆる世代の望みでもある=写真はイメージです

 2025年度一般会計当初予算案から分野別におもな事業を紹介する⑧回目は「健康・福祉・医療」分野。カッコ内の「新」は新規事業。

 ■加齢とともに聴力が低下した難聴高齢者の認知症発症やフレイルを予防することを目的に、補聴器購入に要する費用の2分の1(上限3万5000円)を助成する。医師が補聴器の必要性を認めるほか、市民税に関する本人、世帯員の条件などがある。(新、566万円余)

 ■「歩く(ARUKU)」から始める健康づくり事業として、健康アプリを活用して、健康に関する教室やイベント開催の案内、企業対抗で歩数を競うオンラインイベントの開催、イベントなどに参加すると抽選で賞品が当たるポイント付与などを行う。(582万円余)

 ■2025年4月から定期予防接種となる帯状疱疹ワクチンについて、高齢者に円滑に実施し、帯状疱疹とその合併症の発症予防を図る。定期予防接種の対象者は65歳の者とされているが、経過措置として、接種開始から5年間は65歳を超える5歳年齢ごとの者を対象者に含める。2024年4月から取り組んでいる任意予防接種への公費助成は、経過措置として5年間補助制度を継続して実施する。(2億2618万円)

 ■新興感染症の到来に備え、保健所応援外部専用人材(医師、看護師、薬剤師ら)に登録された人への基礎研修を県と合同で実施、積極的疫学調査や健康観察に関する専門研修で人材育成を図る。早期の段階から検査が実施できる「四日市市初期PCR検査センター」に関する実践的な訓練を行う。感染症患者搬送装置(アイソレーター)の配備で移送体制を強化し、防護服など必要な物資を2カ月分備蓄する。(新、350万円)

 ■感染症の蔓延防止や食中毒の拡大防止を速やかに講じるため、健康危機管理対策の重要な役割を担う衛生検査施設を鈴鹿山麓リサーチパーク内に新築して整備する。2025年度は、2026年度の供用開始に向けて工事を行うほか、備品購入及び移転作業を行う。(7億3800万円)

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