5年ぶり門松作りに汗 「松竹梅」持ち寄る 伊賀・青山恵比寿神社
新年を前に、三重県伊賀市阿保の青山恵比寿神社で12月20日、同神社奉賛会のメンバー約10人が5年ぶりに門松を作り上げた。
この日、地元で採れた松の枝やマダケ、梅の枝、クマザサ、ハボタンなどを持ち寄り、竹の枠組みに刺して荒縄で束ねて飾り付けた。高さ約2・3メートルの門松が完成すると、メンバーからは笑顔がこぼれていた。
奉賛会によると、門松作りは新型コロナウイルスの影響で2020年から休んでいたといい、今井徹会長(79)は「休んでいる間は『早くしなければ』という気持ちだった。やっと再開でき、ありがたい」と話した。
来年1月20日には、同じく5年ぶりに例大祭の行事があり、門松は前日19日の宵宮まで設置するという。