【39人分の個人情報漏えい】新津高で奨学金申請希望一覧を誤配付
新潟県教育庁高等学校教育課は6月17日、県立新津高等学校(新潟市秋葉区)で、教員が日本学生支援機構奨学金への申請希望状況が分かる一覧表を生徒1人に誤って配付し、個人情報が漏えいする事案が発生したと発表した。
6月13日9時頃、担任教諭が奨学金申請手続きに必要な書類を複数の生徒に配布した。この際、誤ってクラス全員の奨学金申請希望などが記載された一覧表を、必要書類とともに1人の生徒に渡した。
6月15日午前中に開催された保護者会で、その一覧表を受け取った生徒の保護者から担任教諭への申告があった。
6月16日午前中に管理職が確認したところ、クラス全員の申請希望の有無や、給付型や貸与型といった希望種別等が記載された資料であることが判明し、個人情報の漏えいが確認された。
漏えいした情報は、3年生1クラス39人分の奨学金申請希望状況。この一覧表を受け取った生徒1人とその保護者以外への情報流出はないという。
県は該当クラスの生徒の保護者に経緯を説明し、謝罪を行った。今後、全校体制で再発防止に努めるよう指示するとともに、全県の高等学校等に対し、改めて個人情報管理の徹底について指導するとのこと。
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