【検証】台湾最強みやげ「黒師傅クッキーロール」が激ウマすぎた! スイーツ女王にも食べてもらった結果…
台湾の定番みやげと言えば、ご存じ「パイナップルケーキ」である。特にサニーヒルズは日本で店舗を構えるほどの人気を博し、事実めちゃめちゃウマい。今後も「台湾みやげ = パイナップルケーキ」の図式は揺るがないことだろう。だがしかし……。
つい先日、台湾に出かけて来た私は「パイナップルケーキだけじゃないんや!」と声を大にして言いたい。今後、台湾に出かけた私が120%買って帰って来るのが『黒師傅クッキーロール』である。
・元バックパッカーおすすめ
私の台湾知識が浅いせいか、台湾帰りには毎回「パイナップルケーキ」を購入している。先述のサニーヒルズはやや値が張るが、リーズナブルでもそれなりに美味しいのがパイナップルケーキの優秀なところだ。
なので今回も当然のようにパイナップルケーキを買って帰ろうとしていたのだが、ご一緒した元バックパッカーの女性が「これメッチャ美味しいんですよ~」とあるお菓子を紹介してくれた。
それこそが『黒師傅クッキーロール』で、私はあまりのウマさに感動し『黒師傅クッキーロール』を求め、朝5時から台北のセブンイレブンを徘徊し倒したのである。後悔はしていない。
・ピコラの究極進化系
さて、その『黒師傅クッキーロール』は「黒師傅」がメーカーの名前で、クッキーロールは「捲心酥」と書くそう。なのでパッケージには『黒師傅 捲心酥』と記されている。
クッキーロールだと伝わりづらいかもしれないが、簡単に言えば「ピコラ」と同様のお菓子。日本では「クレープロール」と呼ぶこともある、サクサク系のクッキー菓子だ。
・2回ウマい
……が、そのウマさはとんでもねえ! まず『黒師傅クッキーロール』はピーナツ味なのだが、食べた瞬間に濃厚なピーナツの風味がガツンと来る!! それはそれはド濃厚なピーナツの風味なのだ。
これは「新竹福源 花生醤」というピーナツバターを使用しているからとのことで「新竹福源」とはピーナツバターのメーカーのこと。日本で言うところの「やまやの明太子使用」的なノリなのだろう。
この時点で「ウマ!」と感じるのだが、すごいのはここから。黒師傅クッキーロールはとにかく生地が薄く、口当たりの軽さはほぼ空気! 体感としては、ピコラの1 / 10くらいの薄さなのである。
この「超濃厚ピーナツバター」と「超絶エアリー食感」の破壊力はすさまじく、マジで1本食べ始めたら止まらねえ! 黒師傅様、こんなに美味しいお菓子を作ってくれてありがとォォオオオオ!!
・自力で発見できず
一方ややネックなのは1つあたり約1500円と、決して安くはないこと。そして全ッ然見かけなかったことである。セブンイレブンで販売されていると聞いたが、私が徘徊した地域ではついに発見できず。
結局、友人に頼んで代理購入してもらったが、別の地域のセブンイレブンで発見したとのことであった(スーパーでも売っているらしい)。
・献上
これはウマい、ガチでウマい。これなら女王に召し上がっていただいてもご満足いただけるに違いない。女王とは当サイトきってのスイーツ大好き女子・御花畑マリコのことである。
「台湾で買ってきためちゃめちゃ美味しいお菓子なんですよ~」と黒師傅クッキーロールを差し出して、女王のリアクションを待つ。……が、女王の反応はわずかなものであった。
御花畑マリコ「これは台湾行ったら絶対に買う。むしろ台湾に行く人にお金を渡して買って来てもらうヤツ。台湾のピーナツ菓子にハズレなし」
言葉数こそ少ないが、それこそが逆に『黒師傅クッキーロール』の優秀さを現しているのかもしれない。『黒師傅クッキーロール』は、ちょっと本当に感動的に美味しいお菓子なのだ。
台湾の定番みやげがパイナップルケーキであることは否定しない。……が、パイナップルケーキ以外にも最高に美味しいお菓子がある! 台湾に行かれる際は、ぜひ『黒師傅クッキーロール』を思い出していただきたい。
参考リンク:黒師傅(海外サイト)
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.