【人馬の健康優先】JRA新潟競馬場の夏開催で初の「昼休み」導入、競走時間帯の拡大実施
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JRA日本中央競馬会のホームページによると、7月27日～8月4日に開催される第2回新潟競馬における「休止時間」の導入と、それに伴い最終競争時間を引き下げた上での競争時間拡大が実施された。これは4月に発表された「2024年度競馬番組における新たな暑熱対策について」で既に発表済。
「休止時間」に充てられるのは、特に気温が高い11時30分～15時10分の間。朝9時30分から第１競走～第5競走が実施され、休止時間を挟み、普段は第10、11で実施される準メイン、メインレースを休止時間明けの第6７競走に繰り上げて実施する。最終の第12競走が出走するのは18時30分となる。
近年、日本列島を襲う酷暑で、人も馬も健康を害する危険性が伴うため、給与の措置として今年初めて導入された。
「わざわざ暑い新潟で開催せずに、札幌や函館の開催を増やせば良いのでは」という声もあるが、一方で「夏の新潟場所」は競馬ファンが大挙して訪れるドル箱シリーズでもあり、主催側として新潟開催を減らす事態は考えられない。
JRAでは、今回の効果も見極めたうえで、来年度以降も採用するか検討していくとしている。
