民間10社と協定 開成町が熱中症対策で
夏の熱中症対策に開成町は4月24日、町内の民間事業者10社と「開成町指定暑熱避難施設に関する協定」を締結した。
開成町は町民センター・福祉会館・開成水辺スポーツ公園の3公共施設を指定暑熱避難施設(クーリングシェルター)に指定しているが、協定はこれを町内店舗等に拡大するもの。
締結式では、熱中症特別警戒情報が発表された場合、クーリングシェルターとして住民等に開放するほか、官民で熱中症対策に取り組むことが確認された。今後は対象施設にポスターなどを掲示する予定。
山神町長は、「熱中症対策に取り組んでいくので一層のご理解ご協力をお願いしたい」と述べた。事業者を代表して、さがみ信用金庫開成町支店の瀬戸秀恭支店長は、「熱中症は特に子どもや高齢者にとっては命に関わる問題。町や事業者が力を合わせる時期に来ています」と応じた。