初心者さんでも100尾を目指せる!?ボートワカサギ釣りの極意3選!
どうも! HAZEKINGです。
草木の露も霜へと変わり、冬釣りの代表格「ワカサギ」のベストシーズンが到来しました。近年ではレンタル用品も充実しており、手ぶらでも楽しめる人気の釣りモノですね。そして一番の魅力は数釣り。群れをとらえることができれば1日で100尾釣ることも可能です。
そこで今回は、誰でもボートワカサギで爆釣を楽しめるよう、厳選した極意を3つご紹介します。これからワカサギ釣りに挑戦してみたい方、もっと釣果を伸ばしてみたい初心者さん、必見ですよ!
ボートワカサギとは?
ボートワカサギはライフジャケットを着用しましょう
ワカサギ釣りのシーズン
ワカサギ釣りのベストシーズンは気温が下がる冬。11月から3月にかけて産卵のために大きな群れを形成するのでねらいやすくなります。今回、例としてご紹介する入鹿池では1月から2月がベストシーズン。浅瀬に接岸するので、ボート小屋の目の前でも釣れることがあります。
ちなみに名人は1日で500尾以上釣り上げてしまうので圧巻ですよ。
ボートワカサギとはどんな釣りスタイル?
ワカサギ釣りの種類は大きく分けて4つ。「船釣り」「氷上釣り」「桟橋釣り」「岸釣り」です。ワカサギ釣りといわれて一番に思い浮かぶのが、氷に穴を開けて釣る「氷上釣り」かと思いますが、実は船釣りが一般的なんです。2人乗りのボートやドーム船をポイントまで移動させてワカサギをねらうスタイルです。
そして、使用する釣具は電動リールがオススメ。手返しがよく、釣果が伸びやすくなります。自前でそろえてみたい方はこちらの記事も参考にしてみてください。
参考: 100尾も夢じゃない!? 初心者必見!ボートワカサギ釣りのステップ
極意1:まずは釣れる場所を見つけ出そう!
早速、ボートワカサギの極意ですが、「そもそも魚がいないと釣れない!」ということで、まずはワカサギの群れを探しましょう。ここで重要な判断材料が2つ。事前情報と当日の状況です。
●事前情報
ワカサギのボート屋には釣果情報が掲示されています。釣行前にどこのポイントでよく釣れているか調べておきましょう。WEBで釣果情報を更新しているところもあるので、こちらも要チェックです。
ワカサギの群れや釣れるポイントを探すのに役立つ魚群探知機
●当日の状況
ワカサギのシーズンになると出船するボートの数は100隻を超えます。そして群れが回遊しているポイントには何10隻も集まっていることも…。そんな、ほかのお客さんの船の動向も見逃せません。初めての釣り場では周囲の釣果を確認しながら、ホットな場所を見つけましょう。
また、レンタルなどでボートに魚群探知機を装着すると、確実にワカサギの群れをとらえることができます。釣れる確率が上がるのでオススメですよ。
極意2:レンジはボトムが基本
ポイントを決めたらアンカーをおろして船を固定しましょう。
入鹿池の水深は最深部で10m程度。毎年、降水量に影響されて、水深が大きく変化します。ただ、ワカサギは冬シーズンになると湖底ギリギリを泳ぐことが大半。群れが大きくなるほど釣れるレンジは広くなり、ボトムから1mの範囲がねらい目です。
仕掛を投入したら必ず底まで落としましょう。オモリは湖底の泥に沈みにくい丸形が扱いやすいのでオススメです。
底ベタを探ってもしアタリがなければ、1mずつレンジを上げていきます。それでもアタリがなければ移動して新しいポイントを探しましょう。
穂先が曲がっている=仕掛が水中に浮いた状態
穂先が真っすぐ伸びてラインが出ない=仕掛が湖底に到達した状態
極意3:誘いは積極的に
ワカサギは動いているものに興味を持つので誘いが重要です。常に竿を動かして積極的にアピールすると、群れが集まってきて釣果が伸びます。
そこで今回は誘いのテクニックをご紹介しましょう。
入鹿池のワカサギは7cm程度なので、仕掛は0.5号から1号がオススメ。ハヤブサ「瞬貫わかさぎ」シリーズは、フッキングしやすくて使いやすいですよ
まずは小刻みに振ってワカサギを集めよう
電動リールをたたき台の上で小刻みに振りましょう。水中でエサが上下に震えることで、エサであるサシやアカムシの体液が水中に溶け出し、ニオイを嗅ぎつけたワカサギが集まってきます。
当日の状況次第ですが、ワカサギの活性が高いと、この仕掛とエサを小刻みに振ったタイミングで食ってくることもありますが、10秒ほど連続で誘って、まずは寄せることに集中しましょう。
ワカサギを寄せるために、たたき台を使って小刻みにシェイク食わせのタイミングを作ろう
次に、集まってきたワカサギがエサを食べる間を作りましょう。電動リールをたたき台の上に置いて竿先の動きに集中します。ワカサギがエサに食い付くと竿先がピクピクと小さく揺れるので、軽くアワセを入れてフッキングしましょう。
ワカサギが食いつく間を作り、竿先の動き(アタリ)に集中!アタリがなければ空アワセ、そしてエサをリセットしよう!
食わせのタイミングを作って10秒経過してもアタリがない場合、空アワセしましょう。電動リールを1m持ち上げ、穂先の動きを確認します。
もしハリにワカサギが掛かっていたら暴れて振動するので巻き上げてください。アタリがないようなら、ゆっくりと仕掛をボトムに落としてもう一度誘いを入れます。何度やってもアタリがない場合は、エサのエキスがなくなっているかもしれません。新鮮なエサに交換し、改めてワカサギを寄せるようにしましょう。
ワカサギのアタリは繊細。アタリを感じなくても、空アワセをいれて反応を確認しましょう
といったワケで今回は、ボートワカサギにおける極意3選をお伝えしましたが、いかがだったでしょうか。ポイント選び、レンジ調整、誘いを意識することで釣果は伸びやすくなりますよ。
ワカサギ釣りは繊細で奥の深い釣りです。今回ご紹介したポイント以外にも、竿の硬さやエサの種類、仕掛の組み方など工夫するポイントはたくさんあります。いろいろと工夫をすれば、これから最盛期を迎えるシーズンでもあるので、初心者さんでも100尾釣れる! なんてことも可能です。
ワカサギ釣りに一度足を踏み入れれば、どっぷりハマってしまうこと間違いナシ。プロ顔負けの500尾釣果を目指すのも面白いですよ!
今回の釣行の模様はYouTubeにもアップしているので、ぜひチェックしてみてください。
入鹿池ワカサギ釣りベストシーズン突入!300匹狙う釣り方を大公開!
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レポーター
プロフィール:HAZEKING
東海エリアを中心に活動する釣りユーチューバー HAZEKINGです。エリアトラウト、ハゼ釣り、海釣り、ロックフィッシュなど釣りジャンルは全部! 今も自身の新ジャンルを開拓しています。初めて魚を釣ったときの感動をみなさんと共有するためSNSをスタートし、HEATでは1人でも多くの方に釣りの魅力を伝え、「よし、明日釣りに行こう!」と思ってもらえるような記事を執筆したいと思います。
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