IT人材の育成推進に協力 上越市が「テラスカイ」に感謝状
上越市内の小学校などでプログラミング授業を行い、IT人材の育成に取り組んでいるとして、東京のIT企業で上越市にサテライトオフィスがあるテラスカイに12日(水)上越市から感謝状が贈られました。
テラスカイは東京に本社があるIT企業で、8年前の2017年に上越市にサテライトオフィスを設けました。
出前授業は佐藤秀哉社長が小学校の校長たちの前でIT教育に関する講演を開いたことが縁で始まりました。
授業ではテラスカイのスタッフが学校に出向き、タブレット端末を使ったオリジナルのゲームづくりを通して プログラミングの魅力を伝えてきました。去年までの7年間、20校で45回行われました。
さらに中学校や専門学校でも出前授業をしたほか、プログラミングを体験するイベントも開いてきました。
上越市ではIT企業の誘致やIT人材の育成に力を入れています。テラスカイはこうした市の取り組みを推し進めているとして12日、佐藤社長に中川市長から感謝状が手渡されました。
中川市長は上越市出身のIT人材を増やしたいとして、今後は「教員向けの授業もお願いしたい」と協力を呼びかけていました。
テラスカイ 佐藤秀哉社長
「地域に溶け込むことで評価してもらおうと始めた取り組み。評価につながってうれしい。将来IT関連の職に就いてもらえたら良い」