4年ぶりのラーメンは…大人気の麻婆食堂2号店!「麻婆食堂 福笑い 那覇店」呑みの〆ラーメンにも(那覇市)
まず、誤解のないようにお伝えさせていただきますが、決してラーメンが嫌いなわけではありません。ただ、なぜか食べる機会がなく、5年に一度食べるか食べないかという位置付けの食べ物でして…。今回も、かなり久しぶり(おそらく4年ぶりぐらい)にラーメンをいただきました。 きっかけは、OKITIVE編集部から「宜野湾の人気店が那覇に2号店を出したので、舘さん取材しませんか?」と声をかけてもらったこと。 ”アゲアゲめし”や”ウィン♪ウィン♪”でも宜野湾の大山店は紹介されていて、「間違いない!」と思ったからです。 結果「行けて良かった」。そして近いうちに、今度は混ぜそばの「煮干し汁べゑ」を食べてみたい!と思っています。
国際通りから少しだけ脇道に入ったところに「麻婆食堂 福笑い那覇店」がオープンしました。1号店が宜野湾のパイプライン沿いにあり、今回ご紹介させていただく那覇店は2号店になります。
店名は「笑う門には福来る」から。
2022年10月にオープンした宜野湾の1号店は、場所柄地元の人たちから愛されランチタイムは常連客で賑わいますが、那覇から通うには少し遠く「那覇にもお店があったら」というリクエストも多かったことから、那覇中心地にもお店を構えることになったそうです。
人気メニューは、中華そばと麻婆丼のセット。 中華そばは「濃口醤油」と「白醤油」好きな方を選ぶことができ、ボリュームは3種類。「中華そば&ミニ麻婆丼 ¥1,400」「ミニ中華そば&麻婆丼 ¥1,400」「ミニ中華そば&ミニ麻婆丼 ¥1,100」から選ぶことができます。
私がいただいたのは「白醤油」の「ミニ中華そば&ミニ麻婆丼」。ミニサイズの杏仁ちーず豆腐がサービスで付いています。 カタクチイワシ、ウルメイワシ、昆布、鶏だしをじっくりと煮込んだスープは、魚介と鶏の豊かな旨みが凝縮され、品のある澄み切ったあっさり味。「中華そばに合う麺を」と知念製麺所に依頼しているオリジナルの細麺が、スープの旨みを引き立てます。
トッピング具材は低温調理をしたチャーシューと、メンマ、がごめ昆布、もみ海苔、ナルト、ほうれん草、細ネギ、三つ葉。しっとり柔らかなチャーシューと、タケノコを細くカットし、炒めて味付けをした自家製メンマのシャキシャキ感、もみ海苔の香ばしさがバランス良くまとまっています。
食べ始めて3口目ぐらいでじんわりと汗をかき始め、新陳代謝の促進効果を実感できるのが、セットになっている麻婆丼。ふるふるの絹豆腐を使用し、甜麺醤(てんめんじゃん)と豆板醤(とうばんじゃん)、肉の旨みを引き出すオリジナルの肉みそを配合し、さらに花椒(ホアジャオ)をプラスした麻婆丼です。
スパイスカレーの中辛が好きな(辛口はちょっと厳しい)私にはちょうど良い辛さで、華やかな香りと鮮烈な刺激が絶妙に絡み合い「もう一口、あともう一口」と後を引くおいしさですが、もっと辛さが欲しい方は、卓上にセットされている生の赤山椒や生の青山椒、山椒オイルで調整を。 神奈川県の鎌倉にある麻婆豆腐の名店「かかん」監修のレシピで、本格中華料理店にも引けを取りません。こちらは「麻婆豆腐」単品もあり、ビールやハイボール、紹興酒にも合いそうです。
新潟のご当地ラーメンとしても知られている“燕三条背脂ラーメン”をアレンジした「背脂サバ煮干しそば」も、ファンの多い一杯。少し濃いめの味付けで、深いコクとガツンとパンチの効いたブラックペッパーの香りが印象的。
ムチッと歯応えのある太麺は小麦本来の風味が感じられて、とろみのついたスープともよく絡みます。
「平日は夜1時まで営業(ラストオーダーは夜24時)しているので、2、3軒まわってもまだ飲み足りない時や、〆のラーメンでも利用してください」と店長の大蔦さん。お酒のラインナップも充実しているので、ハシゴ酒にもおすすめの一軒です。
大蔦さんのイチオシが、ワンタンと紹興酒の組み合わせ。
皮の中に自家製のあんが詰まっていて、上からはごま風味のきいたピリ辛ダレがたっぷりとかかっています。ワンタンは“茹で”も、メニューには載っていませんが“揚げ”も対応可能とのこと。 気軽にフラッと立ち寄ることのできる麻婆食堂 福笑い那覇店。〆のラーメンを食べたくなった時にも、ぜひ。
麻婆食堂 福笑い那覇店住所
〒900-0013 沖縄県那覇市牧志2-3-20 アーバンコア牧志1F
電話番号
098-943-3935
営業時間
【火〜金】
昼:11:30〜14:30 L.O
夜:17:00〜24:00 L.O
【土日祝】
12:00〜24:00 L.O
定休日
月曜日
駐車場
なし
クレジットカード・電子マネーの利用
可
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