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『マトリックス』シェアード・リアリティ上映が米決定 ─ 超大型LEDドームで観客もマトリックスの世界へ没入

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キアヌ・リーブス主演『マトリックス』(1999)が、超大型LEDドーム上映で再び現実を拡張する。イマーシブ・テクノロジー企業のCosmは、2025年6月6日より“シェアード・リアリティ”上映を米国2会場で実施することを発表した。

Cosmが提供するシェアード・リアリティとは、直径87フィート(約26.5メートル)、人間の視覚と同じといわれる12Kの超高画質LEDドームで、観客に圧倒的な没入体験をもたらすもの。ヘッドセットでは味わえない、劇場に集まった全員での共有体験が売りで、昨年(2024年)からフットボールやバスケットボールなどスポーツイベントの上映で好評を博してきた。

このたび、Cosmとワーナー・ブラザース、映画・テレビのライブイベント制作会社Little Cinemaの3社は複数作品で提携する契約を結び、第1弾として『マトリックス』をロサンゼルス&ダラスのCosmドームで上映する。チケットは4月中旬に発売予定(価格は未発表)。『マトリックス』の世界に観客も飛び込むような、「世界初のシェアード・リアリティ映画体験」になるという。

CosmのInstagramには「観客と映画の境界が崩壊する、ネオの冒険を体験せよ」と記され、上映の様子をわずかにとらえたティザー映像が公開されている。「もはや、問題は“何が現実か”ではない。“何が可能か”だ」。

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Cosmのジェブ・テリーCEOは、シェアード・リアリティとスポーツの好相性はあらかじめ確信していたと述べたうえで、「私たちは『マトリックス』で映画に進出します。ネオがマトリックスに入るのを観るのではなく、観客もネオと一緒にマトリックスを体験するのです」との声明を発表した。

また、ワーナーの配給部門を統括するジェフ・ゴールドスタイン氏は、「第1作の公開以来、『マトリックス』の劇場体験は、新しい映画製作のテクノロジーと没入型のストーリーテリングに観客を誘うものでした。ワーナー・ブラザースの代表として、映画ファンの皆さんに新たな初体験をお届けできる機会を逃す手はなかったのです」とコメントしている。

『マトリックス』シェアード・リアリティ上映は、2025年6月6日よりロサンゼルスとダラスのCosmにて実施される。詳細はをチェックしてほしい。

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