【三島絶飯屋台 日家】老舗の味噌ラーメン店「サッポロラーメン 両国」の味をつなぐ!懐かしく新しい屋台ラーメン/三島市
1月22日放送の『静岡発そこ知り』のテーマは、「しずおかラーメン最前線 冬はやっぱり"みそ"でしょ!!」。心も体もあったまる、この冬食べたい県内のおすすめ味噌ラーメンを特集! 老舗の味噌ラーメンの味をつなぐために生まれた「三嶋絶飯屋台 日家」をご紹介します。
屋台の前にまずは、三島市で一番古い創業50年超えのラーメン店「サッポロラーメン 両国」へ。
一時は三島市で4店舗を構えた両国の看板商品は、創業時から変わらない懐かしい味わいの味噌ラーメンです。
ご主人の栗原さんは、23才のときに相撲で国体に出場。相撲好きが高じて、お店も「両国」と名付けました。
栗原さんの息子さんも相撲の道へ。国体にも出場し、今は強豪・飛龍高校で相撲部の監督をしています。教え子の熱海富士や翠富士も、このお店のラーメンを食べにきていました。
長年多くの人に愛されてきた両国ですが、体力のおとろえを感じ始めたご主人の栗原さんは次第にお店を閉めることも考えるように。
そこで立ち上がったのが、栗原さんの甥の鈴木敏也さん。両国の味を“屋台ラーメン”として残そうと、「三嶋絶飯(ぜつめし)屋台保存会」を立ち上げました。
そんな鈴木さんの屋台は、三島市の繁華街にあります。
鈴木さんの本職は酒屋。昼は三島市を中心に100件近いお得意さんにお酒を届けてます。
味噌は厳選した3種類をブレンド。スープの材料となる野菜や豚足は三島産のモノを探して使っているというこだわりぶり。
「味噌ラーメンを追求をしながら両国の味を残す」そんな思いを込めて鈴木さんは屋台で腕を振るいます。
鈴木さんのアレンジが加えられたラーメン。麺はもちもち、味噌の風味が活きる一杯です。
三島市の会社に特注してつくったという屋台は分解でき、ワンボックス軽自動車でどこへでも持っていけるように設計されています。
組み立て時間もわずか20分。東京や神奈川のイベントにも出店しているそうです。
まさに、心も体もあったまる味噌ラーメンです。
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■三嶋絶飯屋台 日家
住所:三島市芝本町
営業日:金・土・日・祝日/ほか平日1日
営業時間:18:00~(L.O.23:00)
休み:不定休