ライフで買った「冷凍たこ焼き」が最強か…!? 大手4社がタッグを組んだ実力を確かめてみた正直な感想
このところ、人生で一番食べていることもあって、冷凍たこ焼きに関するレベルが上がり続けている。一度その世界を覗いたばかりに、引きずり込まれて抜け出せないでいる状態だ。
とはいえ、後悔なんてあるはずない。むしろまったく飽きない自分にビビるしかないが、こないだ新種を見つけたので買わずにはいられなかった。それが……
ライフで見つけた たこ焼きである! ちなみにライフは首都圏と近畿圏で店舗を展開するスーパーで、4つのオリジナルブランドを抱えている──と公式HPに書いてあった。
そして今回の冷凍たこ焼きは、そのうちの1つでライフとヤオコー(埼玉の大手)が共同開発した「スターセレクト」というブランド。最初こそ「そうなのか」くらいにしか思っていなかったのだが、商品の裏面を見たら震えるしかなかった。
そう、なんと製造はお好み焼きの「ごっつ旨いシリーズ」でおなじみ加ト吉水産株式会社。そして販売はテーブルマークと泣く子も黙る二大勢力がガッチリと脇を固めていたのだ。
こんなの高確率で仕上がっているはず。4つの大手が手を組んで作る冷凍たこ焼きとか、ウマすぎて失神してしまうかもしれない。
……とまぁそれは冗談としても、どんな味がするのか気になるところ。
ちなみに同商品は38個入りで760gだから1個あたり20gとオーソドックス。値段は753円なので1個約19円と、冷凍たこ焼きによくある価格帯だった。
さて、それでは食べていこう……と言いたいところだが、まずもってやるべきことといえばタコの大きさ確認だろう。やっちゃいけない反逆行為だと思いつつも、あっ……手が勝手に……
うむ、タコは程よい大きさで平均的。価格帯や1個1個のサイズを考えれば、やや大きめ……いや、個体差も踏まえるとこれくらいが妥当なところかもしれない。
でもって、たこ焼き本体の印象として強く残ったのは「だし」である。すでにパッケージには「かつおだし香る」と書かれていて察しはついていたものの、そのままでも食べられるくらい……生地にもしっかり味がついていた。
そのほか山芋の影響か全体的にフンワリしているし、ほのかな甘みがするのも新鮮な感覚でよき。あとネギの食感が時たま顔を覗かせるのもなかなか面白かった。
もちろん、ソースとマヨでたこ焼き本来の武装をしてもOK。グッと美味しさが増すから、レベルの高い冷凍たこ焼きであることは間違いない。ただし……
これが最強なのかというと、上には上がいたのが正直なところだ。一言で表現するなら「期待を裏切らない普通」。好みは人それぞれ……あくまで個人的な意見ではあるが、このまえ食べた「西友」の方が好きだった。
こればかりはサイズの影響なのだろうか。大きければ大きいほどいいとは思わないが、どうも1個30gの大型に好印象を抱いてしまう自分がいる。
参考リンク:ライフHP
執筆:原田たかし
Photo:RocketNews24.