静岡県高校総体サッカー組み合わせ決定 優勝候補筆頭は静岡学園 初戦に好カードも
■5月11日開幕 静学は準々決勝から登場
5月11日に開幕する静岡県高校総体の男子サッカーは7日に組み合わせ抽選会が行われた。連覇を狙う優勝候補筆頭の静岡学園は準々決勝から登場。初戦となる2回戦では磐田東と清水桜が丘の好カードも組まれている。
高校総体サッカー男子は東部、中部、西部の各地区大会を勝ち上がった30校とプレミアリーグ西地区の静岡学園、プリンスリーグ東海の5校(浜松開誠館、浜名、藤枝明誠、藤枝東、富士市立)を加えた計36校が出場する。大会はトーナメント制で、優勝校は全国大会に出場する。
優勝候補の本命は静岡学園。プレミアリーグでは今季未勝利と苦戦しているが、個の能力は県内で突出している。高校総体連覇と県高校新人戦との2冠を狙う。リーグ戦の日程の都合から、今大会は準々決勝から登場。常葉大橘、オイスカ浜松国際、静清、富士宮北、沼津東の中から勝ち上がってきたチームと初戦で対戦する。
静岡学園に次ぐ存在となるのが今大会のシード校でプリンスリーグに所属する5校。中でも、藤枝明誠と藤枝東はリーグ戦で4勝1分けと安定した戦いを見せている。浜名はリーグ戦で1勝止まりだが、県新人大会では準優勝している。
■磐田東と清水桜が丘は初戦で激突
浜名と藤枝明誠は同じブロックに入っており、勝ち上がれば準々決勝で激突する。このブロックには、他を圧倒する強さを見せつけて中部地区を制した東海大静岡翔洋(中部1位)も入っている。
初戦で屈指の好カードとなるのは磐田東(西部1位)と清水桜が丘(中部5位)の一戦。ともに全国大会出場経験のある伝統校で、注目が集まる。
県高校総体サッカー男子は5月11日に開幕。決勝は6月2日午後1時からエコパスタジアムで行われる。
(SHIZUOKA Life編集部)