【芋伸】別府駅にできた農家直営の壺焼き芋専門店
今回は、2024年5月9日別府駅構内にオープンした壺焼き芋専門店『芋伸(いもしん)』をご紹介します。
場所
壺焼き芋専門店『芋伸(いもしん)』は別府駅東口、別府駅ビル駐車場に近い「えきマチ1丁目」BIS南館内にあります。
日田焼きそばやとり天、別府冷麺など大分県のB級グルメを扱う「なつま屋」の隣が『芋伸』です。
『芋伸』について
壺焼き芋専門店『芋伸(いもしん)』を営むのは、野上直伸さん。店では野上さんと野上さんの奥さんが優しい笑顔で接客をしてくれます。
野上さんは「株式会社 野上農園」の代表でもあり、店舗で使う芋は全て日出町にある自社の農園で収穫したものなのだといいます。
元々「株式会社野上農園」は苺農家だったそうで、2022年に苺に加え「べにはるか」の栽培を始めました。
美味しく安全な芋を直接消費者に届けたいという思いで始めた『芋伸』では、より美味しくべにはるかを味わってもらうために信楽焼の壺に入れ2時間半から3時間低温でじっくり焼き上げたものを提供します。
低い温度で時間をかけて焼いたべにはるかは、さつま芋のデンプンが麦芽糖に変わるため普通の焼き芋よりねっとりと甘みが強いのだそう。
壺焼き芋は、大(1本550円)・中(1本350円)・小(1本250円)と3つのサイズが用意されており、大サイズの芋は250g以上もあるそうです。
メニュー
壺焼き芋専門店『芋伸(いもしん)』では、壺焼き芋のほかに様々なスイーツが楽しめます。
この日はメニュー開発も担う野上さんに、おすすめを教えてもらいました。
壺焼き芋で作った手作りブリュレ
野上さんのイチオシは「壺焼き芋で作った手作りブリュレ(700円)」。
一番下にバニラアイス、その上に裏ごしして舌触りをより滑らかにした壺焼き芋をたっぷり入れます。
最後に表面にふりかけたグラニュー糖をバーナーであぶり、カラメルを作り完成です。
香ばしい匂いとキラキラ光るビジュアルが食欲をそそります。
我慢できずに口に運んでみると…お、美味しい!
パリパリのカラメルの下には、熱によって温められたべにはるかのペースト。そしてその下にある冷たい特濃バニラアイスが、温かい・冷たいという新感覚を与えてくれます。
そして何より驚いたのは、バニラアイスより壺焼き芋の方が甘いこと。
ブリュレのほろ苦さをまとった甘さ、壺焼き芋のねっとり舌に絡みつくような食感と甘さ、バニラアイスのさっぱりとした甘さ、全て同じ「甘味」なんですが全く違う味わいを感じることが不思議です。
野上農園の自家製生いちごジュース
そして、壺焼き芋専門店『芋伸』のおすすめメニューは「芋」だけではないんです。
先述した通り野上さんは「苺」農家でもあるので、『芋伸』で使用しているものは苺も全て野上農園で栽培されたものなんです。
ということで今回私は「野上農園自家製生いちごジュース(500円)」を頂きました!
野上農園では、「さがほのか」、「紅ほっぺ」、「かおり野」、「恋みのり」の4種類を育てており、ジュースにはそれらの品種をブレンドして使用しているそうです。
苺と牛乳を1:1の割合で入れ、最後に酸味を抑え得るため蜂蜜を少し加えているというこちらの生ジュース。
まろやかなになった苺の酸味と、フレッシュな苺を感じるつぶつぶ食感がたまりません!一口飲めばゴクゴク最後まで飲み切ってしまう美味しさで、大人にも子どもにもおすすめの一品です。
別府駅にあるという立地の良さもあり、海外から訪れるお客さんも多く、この日も多くの方々が甘くて美味しい壺焼き芋を楽しんでいました。
みなさんも是非、別府駅で絶品壺焼き芋と新感覚スイーツや苺のスイーツを楽しんでみてはいかがでしょうか。