【高知グルメ】はちきん地鶏の美味しさをダイレクトに味わう「藤鳥」地元情報誌おすすめ情報
今回やってきたのは高知市中心街。帯屋町商店街と、週末には「日曜市」が開かれる追手筋の間にある「藤鳥」は、屋号が大きく書かれた看板が目印。
店内はカウンター、テーブル、奥には座敷席と、幅広いシーンで利用できるよう多様な席を用意している。
「藤鳥」は、高知のブランド地鶏である「はちきん地鶏」が食べられるお店。
「はちきん地鶏」を扱い始めたきっかけは、店主の藤村さんが独立開業を目指していた頃に訪れたお店で「はちきん地鶏」の料理を食べ、その美味しさに感動したことから。
この味に惚れ込み、「これだ!」と決意してお店のオープンに向けて動き出した。
そして大川村へ足を運び、生産者から直送される新鮮な肉を提供することになった。
メニューは、美味しさを余すことなく出せるよう工夫された「焼き」か「鍋」という2種類のコース。
今回は肉の旨味をダイレクトに感じられる、おすすめの「焼き」のコースを注文!
傾斜のある鉄板と炭を使って焼くことで、いらない脂が落ちてパリパリの皮とプリっとした身に焼き上がる。
皮のパリパリ感を存分に感じたい方は、一口サイズに切らずにそのままガブリとかぶりついてみてほしい。
「肉そのものを楽しんでほしい」という生産者の思いを受け、藤鳥では高知県産の天日塩で提供している。
肉の豊かな旨味とそれを引き立てる塩、ふわりと炭の香りを纏っていて、シンプルながら極上の仕上がりだ。
メインの焼きのほか、コース序盤に登場する「ナスのタタキ」や、たっぷりの薬味と程よい辛さ、そして柔らかい肉質の「ヨダレ鶏」といったお酒が進むメニューがラインナップされているのも嬉しい。
ここで店主の藤村さんに話を伺った。
-「はちきん地鶏」を扱う上で、一番こだわったところはどこですか?
藤村さん:皮のパリパリ感ですね。パリパリのまま食べてもらえるように、ジンギスカンで使うような鉄板で焼きあげてます。
-読者の方に一言お願いいたします。
藤村さん:生産者さんの思いを大切にしながら、はちきん地鶏を提供しています。気軽に足を運んでみてください!
「はちきん地鶏」にこだわり、美味しさを最高に引き出した状態で提供される「藤鳥」の料理。パリッとジューシーな味わいを、ぜひ体感してほしい。
藤鳥
住所:高知県高知市はりまや町2-2-5
TEL:088-881-7355
営業時間:午後6時〜売り切れ次第終了
定休日:水曜、不定休
駐車場:無し
提供:ほっとこうち