「まんまる」ツツジ 長福寺で 深紅色が特徴
川口町の長福寺でキリシマツツジが満開を迎えた。同寺は「萩の寺」としても知られるが、このキリシマツツジも咲く。副住職の飯沢隆秀さんによると、「今の上皇陛下がご生誕されたとき、先々代がお祝いに植えたもの」だそう。
キリシマツツジは宮崎県と鹿児島県の県境付近に広がる霧島山が原産地とされ、一般的に4月末から5月初旬頃が見頃と言われている。
葉が見えなくなるほど密集して咲く深紅色の花びらが特徴的だ。
飯沢副住職は「これを目当てに訪れる方もいらっしゃる。4月中旬から咲き始めているが、今年は気温や天候の影響で見頃が少し早まりそう」と話している。