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屋根と外壁のリフォーム、同時にした方がいい?定期的なメンテナンスで家全体の安心を

チイコミ!

屋根と外壁のリフォーム、同時にした方がいい?定期的なメンテナンスで家全体の安心を

屋根や外壁の劣化を放置していませんか? 家を雨風から守るためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。専門家のアドバイスをもとに、同時施工のメリットを解説します。

お話を聞いたのは…

屋根家 代表取締役 大友卓哉さん 職人歴26年

屋根・外壁の劣化サインを見逃さない!

住まいを守る屋根や外壁も、年月とともに劣化します。

屋根は20年、外壁は15年がメンテナンスの目安。

劣化のサインとして、屋根は剥がれ・色あせ・苔やカビの発生、外壁はひび割れ・チョーキング(手で触ると白い粉が付く)・雨染みなどが挙げられます。

これらを放置すると雨漏りや建物の腐食が進み、大規模な修繕が必要になることも。

屋根の劣化 剥がれ・色あせ・苔やカビの発生
外壁の劣化 チョーキング現象

屋根と外壁を同時にリフォームする4つのメリット

リフォームを検討する際は、屋根と外壁の同時施工を視野に入れ、より効率的で快適な住まいづくりを目指しましょう。

1.コストを抑えられる

足場の設置が一度で済み、別々に施工するより約30万円の節約に。

2.手間がグッと減る

見積もりや塗料選び、スケジュール調整を一度で完了。

3.仕上がりに統一感が出る

屋根と外壁をまとめて施工することで、色やデザインをバランスよくコーディネートでき、より美しい仕上がりへ。

4.ご近所への配慮もラクに

工事回数を減らすことで、騒音や塗料のにおいによる近隣への負担も最小限に。

最新リフォームで快適&エコな住まい

近年、リフォームは「快適さ」「デザイン性」「環境配慮」が重視されるようになっています。

屋根リフォームなら「カバー工法」が人気。

既存の屋根の上に新しい屋根を重ねるため、解体費用がかからず、長期的なメンテナンスコストも抑えられます。

さらに、穴開き25年・赤さび20年・塗膜15〜20年の長期保証付きで安心。

また、遮熱・断熱効果のある塗料を使えば、夏は涼しく冬は暖かい快適な住環境に。

冷暖房効率が上がり、光熱費の節約にもつながります。

環境に優しいエコ塗料やリサイクル素材も注目されており、持続可能な住まいづくりが進んでいます。

カバー工法

信頼できる業者を選ぶためのポイント

まず、ホームページがしっかりと作り込まれているかを確認しましょう。

実績や施工事例、お客さまの声が掲載されている業者は、情報公開に積極的であり、信頼度が高い傾向にあります。

訪問販売業者には注意が必要です。

「今すぐ契約すれば安くなる」「屋根がすぐに壊れる」といった不安をあおる手法を使うことがあります。

その場で即契約せず、必ず複数の業者から見積もりを取り、比較検討することが大切です。

また、事務所や店舗が実際に存在するかも重要なチェックポイントです。

住所が明確で、訪問できる事務所がある業者は、長期的に営業を続ける責任感があり、アフターサービスの対応もスムーズに行いやすいといえます。

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