アクション、パニック、スリラー好きにはたまらない！2025年Netflixで独占配信する韓国映画６選
映画館に足を運ばずして、自宅で楽しむことができるNetflix(ネットフリックス)オリジナル映画。
気軽さはもちろんだが、劇場で公開される作品に全く見劣りしないレベルのものが多いのも、ユーザーに愛されているポイントだろう。
韓国映画の場合、魅せるストーリー展開を基盤に、SFや犯罪物など映画ならではのエキサイティングなエンタメを存分に盛り込んだ作品が目立ち、本国のみならず日本でも脚光を浴びてきた。
2025年も華やかなラインナップが勢揃い。アクションやパニック、スリラー好きにはたまらない、刺激的でドーパミン爆発必至？な作品が目立つ。
今年、Netflixで独占配信される予定のオリジナルシリーズ全6作を紹介する。残念ながら日本で視聴できるか、まだ分かっていないが、配信が決定すればぜひご覧いただきたい期待作揃いだ。
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大洪水 (Netflix)
『大洪水』は、タイトルからも読み取れるように、大洪水をきっかけに繰り広げられる災害パニック映画。徐々に浸水していくアパートのなかで、死闘する者たちの姿を描いている。
優れた演技力を持ち、若手女優の間で一目置かれるキム・ダミと、Netflixのヒット作に高頻度で出演し、“Netflix公務員”の異名を持つパク・ヘス主演作。手に汗握る展開はもちろんだが、人間ドラマも描かれているとして、両者の活躍に期待が寄せられている。
●公開予定日(韓国)：2025年4半期
84平方メートル (Netflix)
『84平方メートル』は、マイホームの夢を実現した主人公が、毎晩聞こえてくる騒音トラブルに悩まされ、隣人との葛藤のなかで騒音の原因を突き止めることができるのかを描いたスリラー映画。
カン・ハヌルが84平方メートルの家を手に入れた会社員ウソンを、ヨム・ヘランがアパートを守ろうとする入居者代表を、ソ・ヒョヌが住民の1人で、ウソンと共に騒音の原因を追究するキャラクターを演じる。
じわじわと追い詰めるような怖さを演出するのが得意な韓国の映画界。本作もとびきりのスリルを観る者にプレゼントしてくれそうだ。
●公開予定日(韓国)：2025年3半期
啓示録 (Netflix)
『啓示録』は、失踪事件の犯人を断罪することが神の啓示だと信じる牧師と、亡くなった弟の幻影に苦しむ失踪事件担当刑事が、それぞれ自分の信じるものを追いかけるオカルトサスペンススリラー。大ヒット映画『新感染 ファイナル・エクスプレス』(2016)を手掛けたヨン・サンホ監督作品だ。
スクリーンでの活躍が目立つ演技派俳優リュ・ジュンヨルが牧師役を、『賢い医師生活』シリーズでブレイクしたシン・ヒョンビンが、失踪事件の容疑者を追う刑事役を務める。監督をはじめ、役者まで何一つとして欠けた部分がない作品だ。
●公開予定日(韓国)：2025年3月
カマキリ (Netflix)
『カマキリ』は、全てのルールが崩れた殺人請負業を背景に、長期休暇から戻ってきたA級の殺し屋カマキリと、彼の同期でライバルのジェイ、引退した伝説の殺し屋トッコが、一流の座を巡って繰り広げる対決を描いたアクション映画。
斬新なキャラクター設定と、主演チョン・ドヨンのアクション演技が話題を集めた『キル・ボクスン』(2023)のスピンオフ版で、今回はイム・シワンが主人公を務める。
その他、パク・ギュヨンやチョ・ウジンが出演することが分かっており、面白くならないはずがないキャスティングが興味を引く。
●公開予定日(韓国)：2025年3半期
グッドニュース (Netflix)
『グッドニュース』は、1970年を背景に、なんとしてもハイジャックされた飛行機を着陸させるために集まった人々の怪しい作戦を描いた災難スリラー映画。登場人物の心理戦と対立が、大きな見どころになった作品だという。
ベテラン俳優ソル・ギョングが、必要な時に現れて問題を解決する正体不明の男を、若手だが高い演技力で近年注目を浴びているホン・ギョンが秘密作戦に投入される空軍中尉役を。リュ・スンボムが、全ての作戦の指揮権を持つ政府責任者役を演じる。
その他、パク・ヘスや特別出演枠でチョン・ドヨンも登場することが分かっており、ストーリーはもちろん重厚感ある作品になりそうだ。
●公開予定日(韓国)：2025年4半期
告白の歴史 (Netflix)
『告白の歴史』は、本記事で紹介する唯一のロマンチックコメディー。1998年を舞台に、19歳の少女セリが一世一代の告白を前に、コンプレックスであるくせ毛をストレートにする作戦を計画していたところ、転校生ユンソクと出会って繰り広げられる青春ロマンスだ。
コミカル演技もラブストーリーもこなすコンミョンをはじめ、今勢いのある若手俳優＆女優のシン・ウンスやチャ・ウミン、ユン・サンヒョン、カン・ミナが出演する。フレッシュな顔ぶれが、青春ものを爽やかに描き出してくれそうだ。
●公開予定日(韓国)：2025年3半期
(ライター/西谷瀬里)