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【福岡の絶品ちゃんぽん】食材の甘さが染み出たスープが旨いちゃんぽん専門店

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玉ねぎメイン

福岡市の都心から、車で30~40分ほどの距離にある西区野方。よほど用事がないかぎり訪れることのない場所ですが、朝11時の開店時刻からたちまち満席になるのが「ちゃんぽん 玉ねぎ」。ちゃんぽん好きがわざわ足を運ぶ、知る人ぞ知る名店です。「どうやって行くの?」という人は、天神や博多駅から野方行きのバスが結構出ているので、終点で下りれば徒歩2、3分でたどり着くことができます。

店主の加藤登志夫さんはもともと中華の料理人で、独立開業する際「ちゃんぽんが好きだったので」と、あえて専門店として開業。基本の「ちゃんぽん」のほか、「モツちゃんぽん」「坦々ちゃんぽん」の定番メニューにそれぞれ辛味を加えた5種類のバリエーションを用意しています。

登場した「ちゃんぽん」(1,000円)は、店名の由来でもあるうず高く盛られた玉ねぎのスライスにルッコラがトッピングされた独自のスタイル。最初は「ちゃんぽんに玉ねぎ?」とその組み合わせにいささか疑問を持ちましたが、その理由は後になって判りました。

スープに入った具材はキャベツ、モヤシ、豚肉、紅白カマボコ、コーンとシンプルながら、それぞれ食べやすい大きさに切り揃えられ、丁寧な仕事ぶりが見てとれます。テーブルの上に胡椒などの調味料が一切置かれていないのも、店主が作り上げた渾身の一杯をそのまま味わってほしいという心意気の表れでしょう。期待を込めて、まずは湯気が立ちのぼる熱々のスープを一口啜ってみると・・・。

豚骨をベースに昆布や鰹節、玉ねぎなどの野菜を煮出したスープはマイルドな風味で、食材から染み出た自然な甘みが感じられます。「甘い」と書いて「うまい」と読むように、甘みがスープ全体の旨みを支えているようです。もっちりとした中太麺にもスープがよく染み込み、麺・スープ・具材が三位一体となった完成度の高い一杯に仕上がっています。
シャキッとした食感の玉ねぎを間に挟めば口の中をさっぱりしてくれる効果があり、最後まで飽きることなく完食することができました。

「ちゃんぽん」に次いで人気があるのが、「辛モツちゃんぽん」(1,500円)。唐辛子と豆板醤に香辛料をブレンドした自家製の辛ダレを加えたスープは鮮やかな朱色で、ビジュアル的にも食欲をそそります。スパイシーな香りとともにプリプリの牛モツ(シマ腸)を噛めばジュワッと旨みが広がり、刺激的な辛さがなんともヤミツキになりそうな一杯! こちらも時折玉ねぎで舌をリフレッシュしつつ、添えられた辛ダレをスープに溶かせばさらに辛味を足すことができますよ。

定番の他にも冬は「牡蠣ちゃんぽん」、夏は「冷たいちゃんぽん」の季節限定メニューがあり、平日は+500円で麻婆ライスか4種類の中華惣菜が付いたランチセットも用意されています。
予約ができるのは朝11時の開店時間のみですが、甘(うま)いちゃんぽんが食べたければ、わざわざ西区まで足を伸ばす価値は充分にありますよ。

ちゃんぽん 玉ねぎ
福岡市西区野方1-22-20
092-812-8011

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