審判の視点を学ぶ サッカー協会が講演会
小田原サッカー協会が昨年、早川公民館で審判講演会を行い、小学生の選手や指導者、審判員を含む約40人が参加した。講演会は将来、プロ選手だけでなく、審判員としてサッカーに関わる選択肢もあることを示す目的で初めて行われた。講師には同協会OBで、日本サッカー協会1級審判員の榎本一慶さんを招いた。榎本さんはJリーグの試合での判定についてや、ビデオ判定(VAR)の裏話などについて講演し、参加者は真剣に耳を傾けていた。
額田総司さん(5年・湯河原サッカースポーツ少年団)は「審判は、選手と同じように走り、ファウルが見える位置や角度を考えてジャッジしてすごいと思いました。Jリーグのインテンシティ、フェアプレー、エキサイティングを踏まえて練習に取り組みます」と語った。