お洒落でモダン♡神戸の地元で愛される『つばきや』で“和のおやつ”をいただきました 神戸市
“神戸に美味しい和菓子屋はないかな〜?”と思ってリサーチしていたところ、素敵なお店を見つけちゃいました。お店の和モダンで洗練された雰囲気に惹かれて今回訪れることにした『つばきや』(神戸市中央区)です。
お店はJR元町駅から山手側に歩くこと約10分のところにあります。看板や暖簾などあちらこちらに椿の花のマークが。一輪で鮮やかに咲く椿は、店主の好きな花の一つなんだそう。
ショーケースに綺麗に並んだ和のおやつの代表とも言える「おはぎ」。小豆つぶあん・黒豆きなこ・黒ゴマ・くるみ白あん・抹茶の5種類と味も色々。小豆は北海道産、砂糖は自然な甘さの洗双糖やオーガニックシュガー、おはぎのもち米は佐賀県のヒヨク餅米と、店主が選び抜いた素材が使用されているのも魅力です。
“小豆つぶあんと抹茶ください”と、開店してから次々とお客さんがおはぎを買い求め、その人気ぶりが伺えます。味の決め手となるお店のあんこは、店主が日々の気温や湿度、豆の状態をみながらゆっくり時間をかけて炊き上げたもの。
取材中に出会ったお客さんの中には、“朝食や子どものおやつに、食パンにのせてあんトーストにしているんです”と、お店の「小豆粒あん 180g入り」520円(税込)を買って家でアレンジする方もいました。
筆者は子供の頃から苺大福が大好きで、この日も大本命の苺大福をいただくことに。『つばきや』では、小豆あんと白あんの2種類の苺大福がありますよ。
さっそく小豆あんの苺大福をいただきました。ふにゅ〜っと柔らかい餅と一緒に顔もほころび、控えめな甘さの餡子に癒され、甘酸っぱい苺と小豆あんのハーモニーがたまりません♡苺大福は季節限定の商品で、3月末までの販売予定です。
季節限定商品には、桜もちやかしわ餅、わらび餅にかき氷などがあるので、訪れる度に季節感あふれる和のおやつに出会えるのも嬉しいですね。
『つばきや』では、おはぎやどら焼きなどの定番の和菓子の他に、「あんスコーン」や「グラノラ(小豆あん)」、「あんシフォン」などモダンな“和のおやつ”も充実。
お店のあんこと店主の好きなおやつが組み合わさって誕生した“和のおやつ”たち。その中でも2016年の創業時からある「あんスコーン」はリピーターも多い商品です。
小豆あんと抹茶白あんの2種類あり、筆者は「あんスコーン(小豆あん)」をいただきました。
生地に小豆あんがたっぷり入っていて、一口ごとに小豆の優しい甘みが広がり素材の美味しさをじっくり味わうことができました。
“これは珍しいなぁ”と目にとまったのが「山椒もち」。『つばきや』のご近所の『うおくに商店』の香り高い和歌山産のぶどう山椒をぎゅうひに少し混ぜ込んだ、甘いのにピリリと辛いお餅です。
“和のおやつ”のバリエーションが豊富で、お土産に喜ばれそうな商品がいくつもありました。お店の今後について店主は、“神戸の地域に密着して、細く長く続けていくことができれば嬉しいです”と語ってくれました。
場所
つばきや
(神戸市中央区中山手3-12-15-101)
営業時間
12:00~17:00
定休日
日曜・月曜・火曜