北野異人館で初体験♡神戸初上陸の「カフェグルマン」でご褒美スイーツタイム 神戸市
アフタヌーンティーセットとは少し違う、スイーツだけを楽しめる「カフェグルマン」ってご存知ですか?この春『北野異人館 旧ムーア邸』(神戸市中央区)で、神戸初上陸のカフェグルマンを味わうことができると聞いて、早速いってきました!
場所は北野異人館が立ち並ぶ北野通り。なんでもムーア氏の一族が100年以上もの間代々住居として使用していたため、この施設が運営されるまでは一般に公開されることがなかったのだとか。
北野異人館の特徴がふんだんに盛り込まれたコロニアル様式、そして特徴的な白壁から"白亜の洋館"とも呼ばれる同館。内装もかわいらしく、一歩足を踏み入れるとときめきがとまりません!
なんでも近年、フランスで親しまれているというカフェグルマン。フランス語で"食いしん坊"という意味があり、ドリンクと一緒に数種類のミニデザートを楽しめるセットのことなんだそう。フランス出身の建築家が設計したという異国情緒あふれる北野異人館 旧ムーア邸で、フランス文化を紹介する企画として5月より提供を始めたんだとか。
6月まで提供されるのは初夏をイメージし、季節のフルーツをふんだんに使用したスイーツの数々。食べるのがもったいないくらいのかわいさです♡
目にも鮮やかなスイーツは全部で8種類もあり、どれから食べるか迷ってしまう筆者。今日は取材前から気になっていたミニパフェからいただきます!
同時期に提供されている「旬の柑橘と国産バナナのブリュレパフェ」をミニサイズで味わえる一品は、キャラメリゼされたバナナの優しい甘さとオレンジの酸味が好相性!織りなす層も美しく、小さいながらも複雑な味わいを愉しめました。
季節ごとにフルーツが変わるというムースは、ビタミンカラーのマンゴーが瑞々しい味わい。香りのいいココナッツとマンゴーのムースの間から、甘酸っぱいパッションフルーツソースがとろり♪
1粒100円以上する国産のさくらんぼをあしらったタルトは、そのジューシーな果肉とともにキルシュ(さくらんぼのお酒)を使用したクリームがふわっと香る可憐な味わい。
今後はカフェグルマンで通年提供されるというベイクドチーズケーキは、パティシエが現地に足を運び選んだ神戸市北区「弓削牧場」のチーズ「フロマージュフレ」を贅沢に使用。湯せん焼きを行うことでしっとり濃密な食感を表現、ミルキーな味わいに虜になること間違いなしです♪
ほかにも県産たまごと神戸市産いちごを使ったシフォンケーキや、淡路島産マイヤーレモンのクリームが爽やかな味わいのマカロン、神戸紅茶香るアールグレイのパウンドケーキや淡路の藻塩がアクセントのガレットブルトンヌなど、地元愛溢れるスイーツの数々に感動!
考案するパティシエは「地元・神戸の人にはもちろん、旅行で来られる人にも神戸産の食材を使用したスイーツを食べていただき、旅の思い出を作ってもらえれば」と語ってくれました。
どのスイーツも素材選びからこだわり抜いた逸品揃いで、すべて食べ終わるころにはお腹の中は幸せでいっぱいに!7月からは夏のメニューでカフェグルマンを楽しめるそうなので、そちらも楽しみです♪
洋館の華やかな雰囲気ともマッチしていて、まるで遠くへ旅行に来たかのような優雅なひとときを過ごした筆者。お店は日によって行列ができることもあるそうなので、予約での訪問がおすすめです!
ほかにも苺のミルフィーユやバスケットランチ、レトロなクリームソーダなど、思わず写真に収めたくなる美しいメニューが盛りだくさん。特別な空間で過ごすいつもと一味違う神戸でのお出かけを楽しみに、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
場所
北野異人館 旧ムーア邸
(神戸市中央区北野町2-9-3)
営業時間
11:00~17:00
定休日
火曜日
料金
「カフェグルマン」1名 3,300円(税込)
※1ドリンクつき