アンドウ株式会社のワークショップで世界にひとつだけの「絞り染めTシャツ」を作ってみた!【京都市下京区】
こんにちは、手先は器用ではないけど、職人技に憧れるミヤマグチです。
今日は、伝統的な絞り染めの職人技を体験できるアンドウ株式会社さんのワークショップの様子をレポートします。
アンドウさんは伝統的な「絞り染め」を中心に「和の技術」で京都の和装業界を支えてきた百年企業。
現在は和装だけでなく、日常のあらゆるものにその技を取り入れ、さまざまな商品を作られています。
そんなアンドウさんが2023年から展開されているのが。伝統的な和の手仕事を手軽に体験できるワークショップ。
トートバッグやエプロンなど、身近に使えるアイテムを自分好みに染め上げて、世界にひとつだけのアイテムを作ることができる素敵な企画なんです。
今回は手作りアイテムが大好きな後輩スタッフとふたりで参加してきましたよ!
まずは「絞り染め」について教えていただきます
その名の通り、布を部分的に絞ったり縛ったりして染料が染み込まない部分を作り、独特の模様を生み出す染色技法とのこと。
日本では古くから伝統的な技法として親しまれてきました。特に京都では「京鹿の子絞り」が有名です。
まずは染める前の布を糸やゴムで絞り、染料に浸すことで、絞った部分が白く残り、染めた部分が色づくことで美しい模様が現れます。絞り方や染料の色によって多様なデザインが可能で、着物や和装小物はもちろん、さまざまなアイテムに応用されてきているそうです。
ぜひ普段からそんな伝統の技で作ったアイテムを着てドヤ顔したいな~いう想いから、今回は「Tシャツ」を体験することにしました。
「絞り染めTシャツコース」を体験!
「絞り染め」の技法を使って、自分だけのオリジナルTシャツを作ることができるコースになっています。
所要時間は約90分、参加料金は5,500円です。
体験の流れ
(1)受付と説明
まず、コースの説明を受けます。講師の方が丁寧に手順を説明してくれるので、初めての方でも安心です。
(2)デザイン・サイズ決め&下絵
次に、Tシャツのデザインを決めます。
柄の見本も兼ねたサンプルから、色と柄を選びます。染られる色は20パターン。豊富な色の中から選べますよ!
そして5サイズの中からセレクトし、選んだ柄の下絵を描いていきます。
後輩は流行りのオーバーサイズに、私は息子が着られる小さ目サイズをセレクト。
サンプルを見ながら、選んだ白生地Tシャツに自分好みの線を描きます。
私もチャレンジ!
(3)絞り
出したい柄に合わせて折りたたんでいきます。
細かく、たくさん折りたたむのは難しいのですが講師の方が丁寧に教えてくださるので安心です。
そして糸を使って生地を絞り、染料が染み込まない部分を作ります。
私はもう少し細かい感じでやってみます。
この工程が作品の個性を決める重要なポイントになりますね!
(4)染色
絞りが終わると、いよいよ染色です。
染料の色はとても鮮やかで、美しい仕上がりが期待できそう・・・!
生地に染料を定着させるため、しばし待ちます。
その後、水で洗い流してもらいます。
(5)仕上げ
さあ、いよいよ最終工程!
Tシャツを乾燥させてもらった後、糸を外しますよ~。
手作りの「絞り染めTシャツ」完成!
まずは後輩のTシャツです!
綺麗な柄が染め上げられています!絞り加減によって微妙に違う線の強弱がいい感じのアクセントになっています。
濃いめの色は白い柄が目立ってかなりいい感じよ!
そして私のはこちらです。
ちょっと斜めに柄を入れてみましたが、自画自賛のかっこよさです 笑
二人とも大満足の出来上がりです。
貴重な経験をさせていただきありがとうございました!
京都に来られたらぜひ体験してもらいたい「絞り染め」
実際に参加してみて、絞り染めの奥深さと楽しさを実感しました。
自分でデザインしたTシャツが、染め上がる過程を見るのはとてもワクワクします!
また、講師の皆さんもとても親切で、丁寧にサポートしてくれるので、ふたりとも最後まで楽しく体験ができました。
アンドウ株式会社の絞り染め体験は、京都の伝統工芸を身近に感じられる素敵なアクティビティです。
観光で京都に来られた方はもちろん、京都にお住いの方もぜひ自分だけのオリジナルグッズを作る楽しさを味わっていただきたいと思いました!
ワークショップや「絞り染め」に興味がある方は、公式サイトをチェックしてみてください。
>公式サイト https://ando-kyo.co.jp/workshop
※前日までの要予約・最大4名様までご予約可能
■スポット情報
店舗名:アンドウ株式会社
住所:京都市下京区柳馬場通五条上る柏屋町327番地
電話番号:075-341-0361(前日までに予約)
営業時間:9:00 〜 17:00(土日祝定休)
交通:地下鉄「五条駅」下車徒歩約10分