蜜の甘さが爽やかに広がる♡『岡酒商店』の新商品「わせみつミード」を味わいました 神戸市
みなさんは神戸の街中に、日本初の自然派純米酒専門店『岡酒商店』(神戸市中央区)があることをご存知ですか。こちらの酒屋オリジナル商品「わせみつミード 3 mittsu」の販売が、昨年10月に始まったと知り気になって訪れることにしました。
JR元町駅から徒歩10分のビルの2階にある隠れ家のような酒屋です。訪れる際は、こちらの看板を目印にしてくださいね。営業日は、木曜日から土曜日の週末限定です。
『岡酒商店』のコンセプトは“自然派純米酒を応援する”こと。取り扱う日本酒は、全て原料米に無農薬栽培米が使用されています。
一見、“ワインかな?”と思うほどラベルがお洒落。日本各地の14蔵80種類ほどの取り扱いがあり、常時50種類ほどの自然派純米酒を取り揃えています。“こんなにも無農薬米のお酒があるんだ”と驚きました。
商品名の「早生蜜(わせみつ)」は、糖度が78%を超えず「蜂蜜」になっていない蜜のことで、「ミード」は、蜂蜜と水と酵母があわさってアルコール発酵してできるお酒のことです。
最初に「1回火入れ」をいただきました。まずは蜜の香りを堪能♪口に含むとトロンと蜜の柔らかく爽やかな甘味が広がり、ほんのりと苦味が味に奥行きをプラス。とても飲みやすいので、お酒が初心者の方にもオススメです。
「生(超微発砲)」は、炭酸が舌をちょっぴり刺激。一口ごとに、ふくよかな甘味、ほのかな酸味、苦味とコクも感じられ変化が楽しめます。甘いだけじゃない深い味わいで、料理にも合わせやすいですよ。
ラベルには西区の早稲蜜を採取場が、あたたかい色使いで描かれています。
「わせみつミード 3 mittsu」の誕生は、2022年の夏に、店主の岡さんが神戸市西区のマルシェで「さとのわ養蜂研究所」(神戸市西区)の早生蜜を使用したレモネードを飲んだことがきっかけでした。
早生蜜は、放置すると勝手に発酵してしまうため「さとのわ養蜂研究所」が活用方法を模索していたところ、岡さんが蜂蜜のお酒「ミード」を提案したことが始まりです。
そこから山名酒蔵(丹波市)の協力を経て、「ミード」の造り方を栃木県の酒造で学び、2年がかりで商品化に至りました。
「わせみつミード 3 mittsu」は、兵庫の養蜂家と酒蔵、酒屋の力が結集した“兵庫の魅力が詰まったお酒”なのです。『岡酒商店』の店舗とオンラインストアで購入できますよ。
店主の岡 健一郎さんは宝塚市出身で、20年以上IT業界で働く傍ら、日本酒好きが高じ『岡酒商店』を開業しました。店内に並ぶ日本酒は、岡さんが実際に現地を訪ねご縁を感じた選りすぐりの酒蔵です。
店内のお酒は一杯300円から500円で試飲ができるので、味を確かめながらお気に入りを見つけられますよ。価格も1本2,000円程度とお手頃でプレゼントにもオススメです!
場所
岡酒商店
(神戸市中央区中山手通4丁目3-11)
営業時間
●木曜日・金曜日
17:00~20:00(祝日の場合15:00~)
●土曜日
15:00~20:00
定休日
日曜日〜水曜日