フカセ釣りで45cm筆頭に良型クロ連発【鹿児島・里の磯】マダイやイサキも顔見せ
鹿児島県薩摩川内市・里の磯でクロが好調。4月2日に釣行した際はイサキやマダイも交じった。45cmを筆頭に良型が連発し、春のノッコミ期を迎えたフカセ釣りの模様をレポートしよう。
里の磯でクロ狙いのフカセ釣り
里のクロは冬から春がノッコミ期にあたり、フカセ釣りで数、型ともに狙える。最近はシーズンが後ろにずれる傾向にあり、真冬よりも春によく釣れる。
1投目から45cmクロ手中
この日は午前5時過ぎに里港近くの磯に渡礁。ウネリがあったため、安全な場所に釣り座を構え、早速スタンバイ。ウキは感度抜群なネオセレクト。ハリは強固で不意の大物に対応できるザ・ロックを選択。まずは、サオ1本のタナで足元から攻めてみた。
払い出す潮に仕掛けをのせていくと、1投目からアタリが出た。間髪を入れずにアワセを入れてフッキング。大物の手応えを楽しみながら、慎重に浮かせたのは45cmを超すクロだった。
マダイやイサキもキャッチ
アタリは間断なく続き、30~40cmを連打。さらに50cmを超すマダイや40cmほどのイサキも顔を見せた。このまま爆釣かに思えたが、日が高くなると魚信が急に途絶えた。
10尾キャッチして納竿
その後は仕掛けを細くし、タナを浅くして攻めた。そのかいもあり、魚信は復活。しかし、時折サオを曲げるのは30cm前後の「木っ端グロ」。サイズダウンしたものの、そのなかからキープサイズを選び、合計10尾釣ったところで午前9時半に納竿した。
現地のクロは5月上旬まで狙え、マダイなどのゲスト魚も増えてくる。大物は朝マズメに出やすいので、ハリスは太めを。
<松田正記/TSURINEWSライター>