新潟県のローカルスーパー「原信」で見つけた個性的なおむすび3選 / ばくだんおむすびからラーメン風味のおむすびまで
当サイトで何度かご紹介させていただいている新潟県のローカルスーパー・原信。
お惣菜コーナーには米どころのスーパーらしく、いろいろな種類のおむすびが並べられている。
先日原信に立ち寄った際、鮭や梅といった定番のおむすびに混じってちょっと変わったおむすびが並んでいるのを発見。
どんな味なのか、実際に食べて確かめてみることにした。
・ばくだんおむすび
まずは「ばくだんおむすび 鮭・焼たらこ・高菜」から。価格は税込み268円だった。
手に持ってみると……うお、サイズの割に重いな!?
「ばくだんおむすび」だからお米がたっぷり使われていることは想像していたけど、想像以上にしっかりと重さがあった。
表面はちょっと押したくらいではびくともしない。密度どうなってるんだ……!?
半分に切ってみるとこんな感じ。案の定しっかり圧縮されているお米と、高菜や焼たらこが見える。
半分でもなお重さを感じるおむすびを口の中に入れてみると……お米の存在感がすご~~~い!!!!
「半分に切ってこの食べ応えって何事……!?」と思うくらい、存分にお米の味を楽しめた。
シンプルなのりとお米の味に、しょっぱめの具材の味が絡んできておいしい。素朴だけど、なんだかんだこういう味が落ち着くんだよなぁ。
高菜が思ったより辛めだったので、辛い物が苦手な方は気をつけた方がいいかもしれない。
・タレかつ
続いては「タレかつ丼」をイメージした「タレかつ」。価格は税込み192円だった。
チェーン店の「かつや」などでも取り扱われているのでご存じの方も多いかもしれないが、一応説明しておくと「タレかつ丼」は新潟県のソウルフード。
薄めのとんかつを甘じょっぱいたれにくぐらせた「タレかつ」をご飯に乗せた料理だ。
新潟出身の筆者はかつ丼といえばこのタレかつ丼のことだと思っていたので、卵でとじたものが一般的だと知った時には驚いた。
ばくだんおむすびと比べると重さもサイズも控えめだけど、表面にお米部分と同じくらいの大きさのタレかつが乗っているのでこちらも食べ応えは◎。
甘じょっぱいタレかつの味とお米の味は、まさにタレかつ丼を食べている時の味そのものだった。
「タレかつを食べたいけど、タレかつ丼だとちょっと量が多いな……」という時にぴったりなんじゃないかな。
・生姜醤油ラーメン風味
最後は「大きなおむすび 生姜醤油ラーメン風味」。価格は税込み312円だった。
サイズは最初にご紹介したばくだんおむすびと同じくらい。表面には大きなチャーシューが埋め込まれていて、いかにも食べ応えがありそうだ。
そんなことを思いながら、半分に割ってみると……
なんと、茹で卵となるとまで入っていた。ラーメンの再現度、高っ……!!
お米にはしょうゆがしっかりしみ込んでいて、どこを食べても濃い味を楽しめる。
そこにさらにチャーシューや卵などの強い味が加わってきて、今回食べた3種類の中では断トツで情報量が多かった。ごはんというよりメインのおかずを食べているような感覚だ。
ガッツリしたものが好きな人でも、このおにぎりなら1個だけでも満足できるんじゃないかな……? 本物のラーメンと同じくらいボリューミーなおにぎりだった。
・原信に立ち寄った際は是非!
以上、原信で見つけた個性派おむすび3種でした。
原信が地元に密着した商品を多く取り扱っていたのは知っていたけど、なかなか見かけない具材のおむすびがいかにも「普通の商品です」といった感じで並べられていて面白かった。
原信には、他にもいろいろなおむすびが置かれている。
皆さんも もし立ち寄る機会があったら、是非米どころならではの多種多様なおむすびを楽しんでみてはいかがだろうか。
参考リンク:原信ナルス
執筆:うどん粉
Photo:RocketNews24.